【明慧日本2021年4月22日】重慶市涪陵区の法輪功学習者・張小琴さん(58歳女性)は連行されて半年が過ぎた。2020年12月22日に同市南川区裁判所で開廷され、その後3年6カ月の実刑判決を言い渡された。
張さんは2020年6月30日に涪陵区で法輪功迫害の実態を伝えていた際に連行され、家宅捜索を受けた。パソコン、プリンタ、法輪功の関連書籍などを押収された。7月24日、不当に逮捕状が発布された。9月下旬、書類は検察庁に送られ、その後、裁判所に戻された。
同年12月22日午後、南川区裁判所は張さんに対して裁判を行った。親友の傍聴は禁止され、弁護士と張さんの娘だけが入廷できた。
法廷で、検察官は張さんに「2人の証人に何を言ったのか」と質問した。張さんは「善を大切にして、よりよい人を目指すようにと言いました」と答えた。さらに、自分が法輪功を修煉してから恩恵を受けた体験、親友たちが「法輪大法は素晴らしい」と念じただけで良い報いを得た事例も挙げた。
弁護士も「法輪功学習者たちはみな善良な人で、人々が善に向かうように教えているだけです」と弁護した。
張さんの娘(修煉していない)も次のような文章を書いて弁護した。「母は30代の時に病気だらけで、法輪功を修煉した後、すべての病気が治りました。今は58歳ですが非常に元気で、階段を上がるときは風を切るように軽く、寝ようとしたら数十秒ですぐに寝つけます。勤勉で、辛抱人で、甘い汁を吸うなど絶対にやらない人です。誠実で、信用されています」
しかし、娘が書いた文章は書面提出だけで、法廷での読み上げは許可されなかった。
2020年2月10日、張さんは中共ウイルス(新型コロナウイルス)期間中、人々に法輪功の良さを伝えたとして連行され、拘禁された。現在、懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡された。