北京の83歳の陸秀玲さん 迫害され自立生活不能に
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年4月30日】北京市の陸秀玲さん(83)は、街頭で人に法輪功が迫害されている真実の状況を伝えたことで懲役1年の不当判決を言い渡された。2019年8月に北京女子刑務所に連行され、重篤な病状を発症した。

 2017年12月、中共に関係した人に通報され、陸さんは連行されて大興区拘置所に拘禁され、その親族の1人が車で陸さんを乗せたことで、40日近く拘禁されていた。

 2018年10月、陸さんは懲役1年の判決を受けたが、年齢や健康状態を理由に身柄を拘禁されず、厳重な監視下に置かれていた。

 2019年8月上旬、大興区拘置所までと陸さんに偽って、天堂河の北京女子刑務所に連行され、1年間身柄を拘禁された後、病気を発症して刑務所の病院に運ばれた。

 2020年8月に刑務所から釈放された陸さんは、認知症や統合失調症の症状が重くなり、体が衰弱していて、家族の介護が必要となった。それでも当局は、さらに5年間、陸さんの日常生活を監視すると脅してきた。

 2020年2月から8月まで、刑務所ではコロナウイルスを口実に面会が許されず、電話やオンライン通話さえも許されなかったという情報が入った。陸さんの家族は、陸さんが拘束中に虐待を受けたり、毒性のある薬を強制的に飲まされたりしたのではないかと疑っている。

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/2/422855.html)
 
関連文章