ハルビン第二留置場 受刑者を利用して法輪功学習者を迫害
【明慧日本2021年5月2日】ハルビン第二留置場は2017年の末から「転向基地」(洗脳班)を設立し、法輪功学習者(以下、学習者)に「三書」(法輪功の修煉を放棄させるために、強制的に書かされる書類)を書くように強要している。学習者に真・善・忍を放棄させるように精神的、肉体的の両面から二重の迫害を加えている。
2018年2月1日、同留置場はまた「呉艶麗弁公室」を設立し、副所長の呉艶麗が責任者となった。女性学習者を転向させることを目的としている。
この洗脳班は未だに学習者を迫害している。明慧ネットは以前、この洗脳班について報道したが、現在、この洗脳班は奨励という手段で受刑者を誘惑し、受刑者に学習者を迫害させるようにしている。留置場のすべての監室には大ベッドと小ベッドがあり、大ベッドには多くの人が詰められており、身体を横向きして寝るしかなく、トイレに行って帰ってきたら、寝る場所がなくなる。小ベッドはまだ余裕がある。しかし、大ベッドと小ベッドの割り振りの決定権は留置場側にある。学習者を転向させる任務を担当する受刑者らは皆小ベッドを使用する。これらの受刑者には自由が多く、行動範囲も広く、家族から多くのお金をもらっても許可される。
それらの受刑者らは、利益による誘惑によって学習者を転向させることに骨身も惜しまず、しかも他の受刑者も迫害に加担するように唆している。彼らは様々な虚言をでっち上げ、学習者を孤立させる、更に、学習者が転向しないと、同監室のほかの受刑者も処罰される。このような連座の手段を通して同監室の受刑者らに学習者を恨ませるように仕向けている。