【明慧日本2021年5月2日】(湖北省=明慧記者)武漢市江夏区の法輪功学習者・銭友雲さんは、2021年4月23日で冤罪が満期になるはずだったが、その数日前に、また湖北省の武漢女子刑務所に拘禁されたことが判明した。銭さんが武漢女子刑務所に拘禁されたのは、これで3回目である。
銭さんは1998年5月13日に法輪功を学び始めた。間もなく、多くの病気が治り、麻雀などの悪い習慣もやめることができ、「真・善・忍」を実践しているうちに、心が穏やかになった。銭さんが心身ともに恩恵を受けた変化を目にした親戚や同僚たちは、次々と法輪功を学び始めた。
拷問の再現:吊るし上げられる |
しかし、1999年7月から、中国共産党(以下、中共)の江沢民集団による22年間続く法輪功への残酷な迫害の中で、銭さんは何度も連行された。また、4回洗脳班に送られ、1回労働教養を強いられ、3回不当な判決を受け、累計9年間拘禁され、様々な拷問により迫害された。
銭さんは、1999年末に北京で二度にわたって陳情を行い、インターネット上で中共による法輪功迫害の停止を国際社会に呼びかけた。そのため、銭さんは江夏区公安局第一課の胡新華らに連行され、真冬の12月に服と靴を脱がされ、コンクリートの地面に立たされ、冷たい水をかけられ、さらにテープで口を塞がれた。
非人道的な拷問を受けた後、銭さんは懲役3年の判決を言い渡され、武漢女子刑務所に拘禁された。そこで、侮辱され、罵られ殴られたことによって、銭さんの身体は大きなダメージを受けた。
2003年1月、3年間の冤罪を終えて帰宅した銭さんは、同年の3月に江夏区五里界洗脳班に連行された。5月、銭さんは洗脳班から抜け出した。
2003年12月29日、銭さんは江夏区大橋鎮で法輪功の資料を配布していた際、不当に連行された。2004年1月14日、銭さんは1年6カ月の労働教養を科され、武漢市の何湾労働収容所に拘禁された。そこで、吊るし上げられ、灌食されるなどの拷問を受けた。
拷問の再現:灌食される |
2005年7月14日、労働期間を満了した銭さんは、「転向」を拒否したために武昌の楊園洗脳班に拘禁された。真夏に、銭さんは手錠をかけられ、太陽の真下に晒され、夜にはわざと蚊に刺させるため窓が開けられていた。
2013年9月12日、連行された学習者を救援したとして、銭さんは再度連行され、板橋洗脳班に拘禁された。
2014年11月6日、銭さんは自宅で警官らに連行された後、懲役4年の実刑判決を宣告され、武漢女子刑務所に収容された。
拷問の再現:滅多打ちにされる |
最近、2021年4月23日で冤罪が満期になるはずだった銭友雲さんは、再び武漢女子刑務所に拘禁されたことが分かった。