広東省連州市の11人の学習者が不当連行される
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 【明慧日本2021年5月3日】広東省連州市の警官らは4月11日夜、多くの法輪功学習者を連行した。現地で9人の学習者が連行されたことが確認された。

 留置場で、学習者9人はまた顔を知らない男女2人の学習者に出会った。2人は他地区からの出稼ぎ者の可能性もあり、学習者の男性は頭から血が出ており、警官に殴打された疑いがある。

 11日の夜8~12時、警官らは何組かに分かれて同時に行動し、一組にパトカー2台、警官6人が配置された。警官らは学習者・頼成妹さんを連行するときに、手錠をかけ、黒い袋を頭に被せた。

 警官らは大型バス1台、パトカー数台、男性と女性警官、私服警官を合わせて計32人を出動させ、学習者・ショウ艶芳さんの家に駆けつけた後、ドアを強く叩き、ブレーカーを落とした。当時、ショウさんと13歳の娘、11歳の息子しか家におらU、警官にひどく脅された。警官らは約1時間後またドアを開けようとしたため、ショウさんはやむを得ずドアを開けた。すると、警官らは一斉に入り込み、ショウさんに黒い袋を頭に被せようとしたが、息子に強く阻止された。また、警官らはショウさんの口を塞ごうとしたが、娘に阻止された。

 警官らはショウさんに手錠をかけ、連行した。また、家宅捜索をして、パソコン、プリンタ、シュレッダー、携帯電話5台、A4コピー用紙数箱、法輪功の書籍1セットなどを押収した。

 当時、ショウさんの夫は外食しており、警官の不当行為を知った後すぐに帰宅したが、警官に阻止されて家に入れなかった。翌日、ショウさんの夫と娘は警官に呼ばれて派出所で尋問された。ショウさんは拘禁された。

 他の学習者・劉玉秀さんは手錠をかけられて連行された。ショウさんはマスクをかけていた間、話せなくなったため、口を何かで塞がれたのではないかと疑っている。

 9人の学習者はそれぞれ9つの部屋に拘禁され、身体検査を強要された。全員、半ページの紙に書かれた文字を読むように強要され、身長を測られ、前後左右から写真を撮られた。

 翌日、4人は解放されたが、他の人は留置場に拘禁され続けている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/27/423891.html)
 
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