【明慧日本2021年5月9日】(アメリカ=明慧記者・王英)米国サンフランシスコの一部の法輪功学習者(以下、学習者)は4月10日午前、中国領事館前に集まった。そして、中国共産党(以下、中共)が凶徒を雇い香港の法輪功の活動拠点を襲撃したことを非難し、香港政府に凶徒らを法の下で裁くよう求める集会を開いた。この活動を見かけた通りすがりのドライバーは、クラクションを鳴らして手を振り、法輪功学習者を声援した。
サンフランシスコの中国領事館前で迫害の停止を呼びかける学習者 |
この一週間、香港の旺角(モンコック)、鴻巣(ホンハム)、湾仔(ワンチャイ)にある4つの法輪功の活動拠点が凶徒らに頻繁に襲われ、法輪功迫害の実態が書かれた資料、パネル、横断幕が大量に破壊されている。
香港佛学会の声明文を読み上げる法輪功学習者・趙晨さん |
このように学習者の活動拠点に対する攻撃が続いていることを受けて、香港佛学会は、中共による香港法輪功の活動拠点の破壊を強く非難する声明を発表した。 声明によると、4月2日以降、香港の各地区にある6つの法輪功の拠点が10回以上破壊され、鋭利な刃物で攻撃されており、法輪功迫害実態が書かれた大量のパネルや横断幕が破壊されている。 また、年配の学習者が液体をかけられ、資料に火をつけると脅され、挑発されてコーラをかけられた学習者もいたという。
声明では、この一連の攻撃は、中共が組織的、かつ系統的に香港法輪功への迫害と弾圧を強化している表れである。 これは中共が昨年7月に香港で「国家安全法」を実施した後、香港の表現の自由がさらに抑圧されていることを示している。
声明では、中共による善良な学習者への迫害を非難するとともに、香港で発生した活動拠点の襲撃事件を各国政府や善良な人々に注目するよう呼びかけた。同時に、香港政府と警察が善意の訴えに耳を傾け、法輪功の拠点を破壊した凶徒らを逮捕し、香港の人々の表現の自由と安全を守ることを望んでいるという。
中国大使館の職員らに真相を理解してほしいと呼びかける学習者 |
西洋人の学習者クリス・キツェさんは、香港の学習者は、世界中の学習者と同様に、中共の悪事を暴きながら「真・善・忍」を広めている。 中共の香港での行いは違法であると述べた。
「国際社会が香港の事件に注目すべき」呼びかける、希望之声ラジオのコメンテーター藍述氏 |
希望の声のコメンテーターである藍述氏は、「過去20年間、学習者は、香港に旅行に来た中国本土の人々に法輪功迫害の真実を伝えています。 そして、これらの真実を伝える活動は、ずっと中共の嫌がらせを受けており、この数週間で劇的に悪化しています。 中共は現在、私服警官や工作員を出動させ、香港の街頭で真実を伝える法輪功学習者に直接嫌がらせを行い、暴力を振るっています」と述べた。
サンフランシスコ市民「法輪功学習者が嫌がらせを受けさせないようにすべき」と香港の警察に呼びかける |
サンフランシスコ在住のビクター・ユーさんは、「香港の学習者が平和的に自分の信念を表現している姿に感銘を受けています。 中共の『国家安全法』が成立して以来、香港はかつての香港ではなくなり、香港の言論の自由や人権は比べものにならないほどになっています。 多くの香港市民は沈黙を選び、または香港を離れざるを得ない状況に置かれています」と述べた。
法輪功学習者が伝える真実について語るコンピューターエンジニアの |
サンフランシスコのベイエリアに住むコンピュータエンジニアのサミュエル・チャンさんは、香港の学習者が行っていることは、劉伯温が予言したように、(この時期に)「世界には大いなる善を行う人がいます」。「みんなが見ているように、今では大規模な疫病が発生し、世界中の人々の生活を脅かしています。 学習者が伝える真実は、人々に如何に災難を乗り越えて幸運を迎え入れるかを告げています」と述べた。
香港からアメリカに移住した呉さん「中共に幻想を抱いてはならない」 |