【明慧日本2021年5月10日】カナダの上院議員タンハイヌゴ(Thanh Hai Ngo)氏は、2021年の「4.25」の前日、声明を出した。「法輪功学習者(以下、学習者)が中国共産党の迫害に直面して採用した平和的で理性的な行動を支持します」、「カナダ政府と同盟国は、迫害を制止し、学習者と他の人権の被害者に立ち向かう責任があります」と述べた。
カナダの上院議員のタンハイヌゴ氏 |
タンハイヌゴ氏、学習者を支持し中共の迫害を厳しく非難する声明を発表 |
1999年4.25、不当な扱いに直面した一万人もの学習者は、自発的に北京の中南海に集まり、国務院投書・陳情事務所へ行き、平和的な陳情を行った。平和的、理性的な抗争が22年間続いている。
タンハイヌゴ氏は声明の中で「中国共産党(以下、中共)の人道に反する罪は、悪名高いことです。中共は、法輪功を修煉する罪のない人を迫害し、平和的な抗議者、その他の被害者に対して行っていることは恐ろしくもシステム的です。長期的な『生体臓器狩り』などの迫害は、不安をさらに強くしています」
「中共と、生体臓器摘出当局の刑事責任について、独立した法律の分析を行う世界初の裁判所である『中国法廷』は、2020年3月に発表した最終判決の中で次のように述べています。『裁判所の委員会は結論を得ており、中共による学習者とウイグルのイスラム教徒への迫害に対して、人道に反する罪は、すでに疑う余地がなく実証を得ている』と言っています。裁判所はまた、おそらく学習者の人体から、臓器を供給する主要な出所であると明らかにしました」
「カナダは、人権を擁護することで国際的な評価を得ましたが、国内だけでなく世界中で、たくさんのやるべきことがあります。中共は、これらの犯罪を犯し続けていますが、カナダ政府、民主的な同盟国、および国連が規則に基づいて、国際秩序を守る責任があり、中共の独裁を制止しなければいけません。私たちは必ず断固として行動しなければなりません。この不正な国家に対して圧力を加え、その行動が国際人権の公約に一致し、確実なものにしなければなりません」と述べた。
タンハイヌゴ氏は最後に「私たちは引き続き、すべての深刻な人権侵害者、暴政と共産主義によって傷つけられた被害者たちと一緒に立ち向かわなければなりません。これらの被害者はミャンマー、ベトナム、香港、ウイグル族、チベット族、法輪功学習者、そして、その他の信仰のために迫害された少数の宗教団体を含みます」と強調した。
【編集者注:この文章は筆者の個人的な観点を代表しているものであり、正しいか否かについては筆者個人が責任を負うものとし、読者は自身で判断してください】