「世界法輪大法デー2021年原稿募集のお知らせ」を読んで感じたこと
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年5月12日】世界法輪大法デー2020年を原稿募集のお知らせ」が発表されてから1年が経ちました。法輪大法修煉者として、私たちはこの一年、2020年の米国選挙から中国共産党の「ゼロ行動」(学習者の数をゼロにする)まで、さまざまな乱れた現象が生じ、さまざまな試煉を経験しました。

 これらのハプニングに対して、修煉者はさまざまな反応を示しています。ある人は純粋に修煉し、師父の犠牲によって延長された時間を心から大切にしています。ある修煉者は、恐怖心や時間への執着、その他の人間的な観念によって妨げられていました。彼らが落ち着いて精進しようとした時、修煉者の予言や予知に妨害されてしまったのです。

 師父は以前「皆さんに教えたいのは、皆さんは様々な困難を乗り越えてきたので、くれぐれも心が浮き草のように、風が吹くと動いてしまうようになってはいけません」[1]と説いてくださいました。

 今年の「世界法輪大法デー2021原稿募集のお知らせは、修煉者の中にも落ち込みや迷いがある時期に行われました。投稿内容は、記事と、写真、音楽、絵画、詩、書道などのアート作品の両方が対象となります。「明慧編集部は中国と世界各国の大法弟子の修煉の物語や、写真、音楽、絵画、詩、書道などの作品を募集し、真・善・忍の指導の下、善に向かう心を修める素晴らしい実体験を立証し、李洪志師父が大法弟子と世人への慈悲を伝え、この特別な日に世界のより多くの人々に希望を与え、真相を広めることを目的としています」と通知されていました。

 繰り返し読んで考えてみると、いろいろなことが分かりました。

 一、心を落ち着かせる

 アメリカの総選挙では、多くのことに驚きました。私たちが予想していたものとは違う現実があったようです。しかし、どんなに複雑な状況であっても、すべては師父の按排下にあるのではないでしょうか。

 アメリカの総選挙は、誰もが自分の未来を選択するプロセスでもありました。慈悲深い師父は、悪意ある勢力からの妨害を遮断し、宇宙の生命の業を肩代わりしてくださいました。師父の慈悲の心は無限で、すべての生命が自分の未来を選択する機会をもう一度持てるようにしています。

 しかし、共産主義者の影響を受けて、多くの人がまだ時間を無駄にしており、一部の人は法輪大法への迫害に参加しています。法輪大法の弟子である私たちには、衆生を救うという使命があります。つまり、大法を大規模に広めるために、協力できるあらゆる機会を大切にしなければなりません。

 今回の明慧の募集は、そんな絶好の機会です。この機会に、私たちは落ち着いて、自分の修煉の状態を振り返るべきです。

 具体的には、私たちは何年もかけて修煉して来ましたし、師父は私たちに多くのものを与えてくださいました。しかし、善と悪の戦いで師を助けるとき、私たちはどれだけ貢献できたでしょうか? 私たちは、この日常社会で何が起こっても、平然としていなければなりません。

 二、勤勉であること

 共産主義的な要素により、アメリカの総選挙では多くの予想できないことがありました。中国国内でも、中国共産党は法輪大法への迫害を強化し、中国全土の修煉者に嫌がらせをする「ゼロ行動」を展開しました。恐怖のあまり、一部の修煉者は圧力に屈し、自分の意思に反して信仰を放棄する文書に署名しました。彼らは後になって自分の行動を後悔し、とても悲しんでいました。また、洗脳班に連れて行かれ、騙され、大法に背を向けた修煉者もいました。

 私たち修煉者は、師を助けて衆生を救うという使命を持って人間世界にやってきました。映画「あなたのために来ました」の冒頭の言葉のように、「人間世界は人を盲目にする。危険な場所ですから、降りた後は、お互いに迷子にならないように警告しましょう」と言われました。この機会を大切にして、修煉を始めたときのように精進していきましょう。

 三、人々に希望を与える

 慈悲なる師父は世人と弟子たちを大切にし、衆生に多くの機会と福を与えてくださっています。大法弟子として、私たちは感謝の気持ちでいっぱいです。しかし、多くの人が未だに共産主義的な要素に影響され、人間世界の迷路に迷い込んでいます。このような生命がさらに世間に沈んでいくのを見ているわけにはいきません。私たちには、彼らを救うという使命があります。彼らに大法の素晴らしさを伝えなければなりません。そうすれば大劫難が起こる前に希望と光を見ることができるでしょう。

 大小の修煉体験を書き留めることで、法を実証するだけでなく、大法の素晴らしさを人々と共有し、大法に対する前向きな姿勢を育むことができるのです。

 四、原稿書くときの注意事項

 投稿の募集は3月3日に始まり、4月13日に終わります。早めにスタートしたほうが、内容を考えたり検討したりするのに十分な時間がとれると思います。

 締め切りが近づいてから慌てて書くことのないように、できるだけ早く書き始めていただき、原稿募集のための資料をじっくりと整理していただきたいと思います。また、様々な背景を持つ人たちが理解し、共感できるような分かりやすい言葉を使ったほうがいいでしょう。テーマを明確にし、簡潔で分かりやすい文章を書く。そのような質の高い記事は、読者をより惹きつけます。みんなで純粋な気持ちで記事を書き、素晴らしいイベントにしていきたいと思います。

 以上、個人的な認識ですが。適当でない所があれば、ご指摘ください。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『精進要旨三』「小説『蒼宇劫』について」

 【編集者注:この文章は筆者の個人的な観点を代表しているものであり、正しいか否かについては筆者個人が責任を負うものとし、読者は自身で判断してください】

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/10/421903.html)
 
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