子供弟子が『論語』を暗記して得たもの
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年5月18日】私の孫娘である楽ちゃんは8歳になりました。昨年の9月に法輪大法の修煉を始めた楽ちゃんの修煉ストーリーを紹介したいと思います。

 楽ちゃんの父親は楽ちゃんに修煉させることを嫌がっており、彼女の家には良い修煉環境がありませんでした。しかし、楽ちゃんは修煉をあきらめず、『法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい』と毎日黙読していました。また、学校でも大法の原則を守り、より良い人になるように努めました。

 楽ちゃんは勤勉な生徒で、各教科でベストを尽くしています。数学の授業では、いつもとても熱心に取り組み、数学の問題を一つ一つ丁寧に解いています。その結果、彼女はテストや中間テストでいつも満点を取ることができます。数学の先生は彼女をいつも褒めてくれました。英語では、今学期の成績が「良好」から「優秀」になり、作文もよく褒められています。漢詩も得意で、最近では漢詩大会で優れたブロードキャスターとして賞を受賞しました。また、全国漢詩大会で2位、青少年書道大会で名誉賞を受賞したほか、学校の先生方からも多くの賞をいただきました。

 今学期のこれらの賞はすべて、大法がなければ実現しなかったものです。楽ちゃんが獲得したすべての栄誉と賞は、彼女が過去2年間に獲得したものよりも多いものでした。彼女は自分自身にとても厳しく、休日も時間を有効に使っていました。大法を修煉しているからこそ、師父は彼女がこれほど多くのことを達成できるようにしてくださったのです。

 楽ちゃんはまた、よい人になるために、真・善・忍の原則を守ることを自分に求め、ある同級生に「怒ってはいけない」と親切に教え、キレると周りの人に影響を与えると伝えました。そのクラスメートは、楽ちゃんの言葉を快く受け入れ、それ以来、その同級生がキレることはありませんでした。

 楽ちゃんは最近、学校の委員に立候補し、多くの人が彼女に投票しました。彼女はクラスメートと決して喧嘩をしません。なぜなら、彼女によると、「誰かが私にひどい仕打ちをすると、その人は徳を失うことになり、私はその徳を返したくないから」だそうです。

 楽ちゃんは2歳の弟と仲良くしています。幼い弟に殴られても、殴り返してはいけないことを知っていますが、それはとても痛いのです。師父の説かれた「殴られても殴り返さず、罵られてもやり返さず」という法[1]を守っていたので、楽ちゃんの両親は彼女にとても満足していました。

 楽ちゃんは毎日、『論語』を唱えています。楽ちゃんは「以前はなかなか寝付けなくて、寝るのに時間がかかっていたけど、毎晩『論語』を唱えてからは、早く眠れるようになりました」と言い、彼女の副鼻腔炎やその他の異常も消えました。

 楽ちゃんはとても良い悟性を持っています。ある時、彼女の母親が歯痛に襲われた時、楽ちゃんは「『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と心から唱えてみてはどう? 本当に効果がありますよ」と話しました。楽ちゃんのお母さんは私に「楽ちゃんは『真・善・忍』の原則を守ることができるので、素晴らしい悟りの資質を持っている」と時々話してくれました。私は娘に、これは本物の修煉だと言いました。

 師父は「法を学びて、法を得る  比して学び、比して修す  事々対照し 做すところ到るは是れ修なり」[2]と説かれました。

 楽ちゃんが法を守り、純粋に修煉している姿を見ると、20年修煉してきた古い修煉者として、もっと頑張らなければならないと思いました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『シドニー法会での説法』
 [2] 李洪志師父の詩:『洪吟』「実修」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/4/421499.html)
 
関連文章