寧夏自治区石嘴山市の法輪功学習者4人に実刑判決
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 【明慧日本2021年5月18日】寧夏自治区石嘴山市の法輪功学習者(以下、学習者)・余徳貞さん、陳秀萍さん、史美蘭さん、劉翠梅さん4人は2021年4月22日、同市大武口区裁判所に懲役を宣告された。余さんは懲役4年の実刑判決、罰金3万元(約51万円)、陳さんは懲役3年6カ月の実刑判決、罰金2万5千元(約42万4000円)、史さんは懲役3年2カ月の実刑判決、罰金1万元(約17万円)、劉さんは懲役3年の実刑判決、罰金1万元を科された。

 事件経由

 余さん、史さん、陳さんの3人は2020年4月30日、市内で法輪功迫害の実態が書かれたポスターを貼っていた際、現地の警官らに尾行されて連行され、家宅捜索を受けた。夜になって3人は解放されたが、その後の長い間、3人はずっと尾行され、監視されていて、大量の写真を撮られた。学習者たちは終日行動を記録され、何時何分に誰に会ったとか、何時何分に誰とどこに行ったとか、誰かと話すと、警官はすぐに寄ってきて「何を話したのか」と詰問する。

 上述の4人と、もう一人の学習者・郜学玲さんは2020年5月16日、現地の警官らに連行され、家宅捜索をされた。警官らは余さんを連行する際、余さんの自宅に駆けつけて、ドアの覗き穴を壊して、針金1本を穴に通してドアを開け、室内に侵入して余さんを連行した。劉さんも自宅で連行され、尋問された際、何度も殴打された。当日、4人は解放された。

 同年7月27日、4人は再度連行され、市留置場に拘禁された。

 2021年1月20日、4人は市大武口区裁判所でオンラインによる裁判が開廷された。

 余さんは「不治の病を患った父は、法輪功を学んで病気が消え、20年あまり延命できました。父の身から起きた奇跡を目の当たりにし、不思議に思って、私も法輪功を学び始めました。法輪功修煉者は皆道徳観が高く、いつでも他人を優先に考えます。私は何らかの組織にも加入しておらず、違法なこともせず、ただより良い人を目指しているだけです」と自己弁護をした。

 陳さんは「私は真・善・忍の教えに従って自己を律し、家でも良い妻、母、娘であり、社会でも隣近所のみんなにも良い人として認められています。私が資料を配布することは違法だと警官に指摘されましたが、いったいどの法律に違反したのか? 誰に損害を与えたのか? 被害者がいますか?」と質問した。

 史さんは憲法や法律に規定された権利から弁護した。『憲法』35条に規定された市民の言論・集会・パレード・デモなどの権利、36条に規定された市民の信教の権利と自由を挙げた。

 劉さんは「私は健康のために煉功をし、真・善・忍に従ってより良い人を目指して、法律をしっかり守る市民であるのに、連行されたり裁判にかけられたりするのは違法行為です」と弁護した。

 当日、裁判の結果は宣告されず、4月26日に宣告された。

 
(中国語://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/15/425699.html)
 
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