病院の患者が法輪大法の修煉者と出会うとき
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年5月23日】私の夫が入院したとき、その間、私は常に夫と一緒にいました。同じ病室の何人かの人が重病にかかっていました。私が彼らと出会ったのは偶然ではなく、彼らに法輪大法を紹介すべきだと思いました。

 ある67歳の男性は重度の心臓病でした。蘇生させようと医師が駆けつけたのを見ました。血圧が下がり、危篤状態になっていました。

 医師が部屋を出た後、私は彼のところに行きました。すると、彼の娘さんが「用事があるので、お父さんを見ていてくれませんか」と言ってきました。私は承諾しました。

 私は「どうしましたか?」と優しく尋ねました。彼は「気分が悪いです」と弱々しい声で答えました。私は「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしいと唱えれば、気分が良くなりますよ」と言いました。迷うことなく、彼はうなずいていました。私は「今話した言葉を覚えられますか?」と聞き、彼は「覚えられます」と答えました。

 「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と 彼は喜びを感じながら、その言葉を繰り返し唱えました。徐々に顔色が良くなってきました。モニターに映る彼の血圧も徐々に上がってきました。こんなに早く改善するとは! と私は喜んでいました。私は、彼が心から唱えていることを知っていました。彼は大法を心から受け入れていました。

 彼の状態は改善し続けました。食べることも寝ることもできるようになりました。酸素チューブが外され、最終的には点滴も止められました。3日後、彼は一般病棟に移されました。彼は娘に私がどこにいるのかをずっと聞いていました。私が見舞いに行くと、「あの心からの九文字をまだ覚えていますか?」と聞くと、彼はずっと唱え続けていると答えていました。

 その後、彼は心臓の血管に入れたステントを確認するために、レントゲン写真を撮らなければならなかったのです。私は彼の車いすを押して連れて行きました。私は彼の車いすを押してそこに連れて行き、彼にこの言葉を言い続けるように言いました。娘さんは、お父さんがどうしてこんなに早く元気になったのかを知って、自分でも復唱するようになりました。

 検査の結果、医師は「良くなっているので、これ以上ステントを留める必要はありません」と言ってくれました。その後すぐに退院されました。

 集中治療室に4日間入院していた別の患者が、私たちの部屋に移ってきました。彼は重症で、両足に手術を受けていました。彼の妻は昼夜彼の世話をしていました。彼は意識を失ったり、錯乱状態になったりしていました。彼は妻に、知っている人を見たと言いましたが、妻は「その人は亡くなっている人でしょう」と言っていました。また、彼は妻に「あそこに行ったら、死んだ知人に『ここで何をしているのだ、早く戻りなさい』と言われた」と言っていました。彼は目を閉じたままブツブツ言い続けました。

 夜になって、ふと彼の様子が悪くなっていることに気が付きました。様子を見に行くと、彼の妻が言うには、彼は調子が悪く、意識不明になったことがよくあったそうです。私は紙に、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と書いて、その紙を彼に渡し、「これを心の中で唱えれば、気分が良くなりますよ」と言いました。

 彼は目を半開きにして、紙を見ました。文章を読むと、うなずいていました。しばらくすると、目が開いてきました。私は「これ、わかりますか?」と、彼に尋ねました。彼は「はい」と答え、私は「それでは、念じてみてください」と言いました。彼は再びうなずいていました。「早く読んで、早く読んで」と妻も彼を励ましました。

 次の日、彼の子供が昼食を持ってきてくれたとき、彼は饅頭を2個も食べることができました。彼は「自分の思考が混乱しなくなり、気持ちも楽になり、体も楽になりました」と話してくれました。夫が退院して家に帰ろうとしたとき、彼はまだ入院していました。帰る前にもう一度、彼に「毎日心からの九文字を読むのを忘れないでくださいね、いいことがありますよ」と言いました。彼は喜んでうなずき、私に感謝していました。

 私の夫は退役軍人で、退役後は長年警官として働いていました。以前は、私が法輪功迫害の事実を話しても、彼はそれを真に受けず、大法に対する見方も決して良いものではありませんでした。しかし、この入院中、彼はその患者たちの奇跡的な変化を目の当たりにし、大法が素晴らしいものであることを認めるようになりました。また、同修が私の家に送ってくれた大法弟子が書いた「福」の文字を、率先して寝室のドアに貼ってくれました。。

 この入院の経験は、夫の心にも善の種を植えつけたと思っています。早く真実を完全に理解してくれることを願っています。そして、夫が本当に大法の救いを受けられるように、思いやりを持って真実を伝える努力を続けていきたいと思います。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/18/422227.html)