発正念の威力を実感した
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文/中国の大法弟子 

 【明慧日本2021年5月24日】ある日の朝、学校から「省の教育局が反某教の宣伝を行うので、学校内でブースやプラカード、垂れ幕などを設置する」という通知が送られてきました。このことを聞き、様々な考えが頭をよぎりました。「どうすればいいだろう? もし大法を誹謗中傷するような内容があったらどうしよう? はずしに行こうか? でも大勢な人の前でどうやって? それでも見て見ぬふりする? 手をこまねいて見て見ぬふりすることは衆生を壊滅させることに等しい、それでは発症念をしよう」と私は心の中で決めました。

 しかし、私一人で正念を発しても効果があるのでしょうか? 私は師父がおっしゃったことを思い出しました「大法弟子の正念は威力あるものである」[1]「皆さんに教えますが、ここ数年来、私はいつも大法弟子に非常に大きな能力があると言っていますが、どうしても信じない人がいます。なぜならば、あなたに見えないようにしているからです。あなたの正念の作用で、周りのすべてとあなた自身まで変化が起こりますが、あなたは試してみようと思ってもいません」[2]、「あなたが正念を発すると、邪悪が千軍万馬であっても、全部土となり、すべて消滅され、何者でもありません」[2]

 私は今取り掛かってる仕事を止めて、正念を発することにしました。普段、正念を発する時は、広い範囲で邪悪を追跡して、見つけ出さなければならないのですが、今、邪悪が目の前に集まって来たのです。それでは、私はこれらの邪悪をすべて土に変えて見せます。私は意念を動かし、いかに大法を誹謗中傷する内容がないように、通りかかった衆生はこのブースに近づかないように正念を発しました。

 昼ごろ、私はその場所を通りかかると、先のブースは人通りの多い場所を避けて、隅のほうへ寄せられていて、来場者も数少なくちらほらしかいませんでした。正念が効いたことがわかりました。午後行って見ると、ブースには人がいませんでした。「このブースはまだしばらく置いておくのだろうか? そうなってはなりません、正念を発し続けなければ」と思いました。

 夕方、空はまだ明るかったです。突然、突風が吹き荒れ、空が黄色く染まりました。その直後、空全体は真っ暗になり、まるで夜のようでした。家では明かりをつけなければ何も見えません。大気の汚染指数は500に達していました。500は汚染指数の最大値です、これより高くなる汚染の表示はありません。「あのブースは疾風に持ち上げられるように」という一念を発しました。あのブースは世人を害しているのです、疾風に持ち上げられ吹き飛ばされればよいのです。

 次の日、ブースが設置された場所を通りかかると、ブースはまったくかけらもありませんでした。ステンレス製のフレームで組み立てられたブース全体は丸ごと風に巻き上げられ、一塊になって、数メーター先に放り出され、道端でごみの山のように積まれていました。自分が念じたあの一念を思い出してみると、明らかに正念が働いた事はわかりました。

 師父は「修煉の中で、皆さんは良いことに出会っても、良くないことに遭っても、すべて良いことです。なぜならば、それらは皆さんが修煉しているからこそ、現れたことだからです。」[3]と説かれました。このでき事は私に発正念する自信を深めるためのものだと悟りました。今まで、私はずっと発正念に対して重視しませんでした。 今回、私は正念を発する威力を実感できました。 それと同時に、ほかの空間にいる邪悪を集め、取り除くこともできましたので、力強く重要なことだと思いました。

 この文章を書いているときに「もしあのブースがまた設置されたらどうしよう」という良くない考えが浮かんできました。「良くないものがまたやってきた」と瞬時に気付きました。「よくぞ来てくれた」と思う前に、邪悪はすでに正念に取り除かれていたのでした。今、私の正念は前よりもっと強くなり、邪悪のものは来れば来るだけ取り除いていくことができるようになりました。

 注:
 [1]李洪志師父の著作:『精進要旨二』「大法弟子の正念は威力がある」
 [2] 李洪志師父の著作:『各地での説法十一』「二十年説法」
 [3] 李洪志師父の著作:『精進要旨三』「シカゴ法会」

 
(中国語://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/23/423653.html)
 
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