ハルビン市の年配の学習者7人に実刑判決
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 【明慧日本2021年5月26日】黒龍江省ハルビン市双城区幸福郷の法輪功学習者7人は6カ月間拘禁された後、現地の裁判所により懲役1~6年の実刑判決が下された。現在分かっているのは、王淑雲(仁)さんに懲役6年の実刑判決、罰金2万元、王さんの夫・劉文昌さんに懲役3年の実刑判決、罰金1万元が科された。先日、裁判所から罰金通知書が家族に届いたが、判決状は未だに届いていない。

 2020年11月27日夕方6時ごろ、双城の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)及び幸福郷派出所の警官らは庭の塀を乗り越え、部屋のドアを壊して劉さんと王さん夫婦の家に押し入り、劉さん、王さん、及び来客のフン秀梅さん、孟秋艶さん、白麗霞さん、劉淑英さん、劉淑秋さん7人の学習者を連行した。

 7人は幸福郷派出所に連行された。そこで、警官らに無理やり修煉しないという保証書を書くよう強要された。村の共産党書記は王さんの息子に、王さんに向かって跪かせ、「修煉しない保証書」に署名するように父親を説得させた。

 警官らは学習者6人をハルビン第二留置場に拘禁したが、劉文昌さんは双城留置場に拘禁した。学習者の家族たちは村の幹部に救出の手を差し伸べるようにと頼み、待ち望んだが、学習者1人当たり活動経費として5万元(約85万円)の現金を村の幹部に払うよう求められた。

 今年4月2日、ハルビン道里区裁判所は7人に対してオンラインビデオで裁判を行い、30分だけで早々に終えた。十数日後、家族は電話で裁判の結果を尋ねた。王淑雲(仁)さんに懲役6年、罰金2万元。劉文昌さんに懲役3年、罰金1万元。他の5人に懲役1年の実刑判決、罰金2千元が科された。 

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/22/426037.html)
 
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