【明慧日本2021年6月12日】バルト海に面したカルマル市は、スウェーデン最古の主要都市の一つである。延々と続くビーチ、静かな公園、古い建物、800年の歴史を持つ古城。その優雅な景色は、カルマル市ならではの独特な風景だ。メイン広場は地元の人や、観光客が食事や買い物をするときに通る必須の場所である。
6月4日午後5時、カルマル市メイン広場の舞台から、法輪功の音楽が聞こえた。法輪功学習者(以下、学習者)は穏やかな音楽に伴って、カルマル市の人々に功法を実演した。賑やかな広場で、多くの人々の視線が舞台にそそがれた。道行く人々は足を止め、ある人は学習者から法輪功迫害の実態を聞き、ある人は、展示パネルの内容を読み、またある人は、舞台の学習者の煉功動作を学んだ。
カルマルのメイン広場の舞台で煉功する学習者 |
広場に来た人々は足を止め法輪功の実態を知り署名する |
「もっと多くの人に真相を知ってもらいたい」
2人の大学生が足を止め、学習者と話していた。その中の1人は、父親が香港で仕事をしていたため、香港と中国に行ったことがあるという。彼は今中国と香港で起きていることにとても注目しているという。彼はメディアを通して、人権を無視する中国共産党(以下、中共)の情報を知った。そして中共から迫害されている学習者たちに同情し、学習者たちのために何か出来ることはないかと思った。彼らは中共を解体する署名用紙にサインしただけでなく、「これらの情報を更に多くの友達に教え、もっと多くの人が真相を知って署名するようにしたいです」と言った。
トルコから来た女子大生は、展示パネルの「法輪功とは何か」、「法輪功が広く伝わる」、「中共による法輪功迫害」、「学習者の生体から臓器を摘出する中共の悪行」の内容を読み、非常に驚いた。学習者は側に行き、彼女に、「中共は暴利を貪るために臓器狩りをしていて、被害者は主に学習者で、その他にも迫害を受けている民族もいます」と伝えた。彼女は携帯で展示パネルの写真を撮り、また中共を解体するための署名用紙に自分の名前を書いた。
「あなたたちを支持し、署名します」
政治家のモニカさんは、1999年に法輪功を知り、学習者に接触したことがあった。メイン広場で、彼女は学習者に感謝を示した。「あなたたちがここまで行ってこられたことに感謝します。あなたたちの努力に感謝します! ありがとう!」
ふさふさとした白髪のスウェーデンのおばあさんが来て、チラシを受け取ってから学習者に言った。「約17年前、ここであなたたちを見たことがあります。あなたたちが迫害を受けている真相を知りました。この迫害はまだ終わっていないの? 今もまだ続いているの?」。学習者はおばあさんに迫害は今なお、激しく続いており、自分の経験をもとに中共の法輪功迫害の実態を述べ、スウェーデンの人々も中共の迫害を終わらせるよう手助けするように希望した。おばあさんは、「独裁政府が自分の民を迫害することを許せますか? 私はあなたたちを支持して署名します」
フランスから観光にきた若い2人は、「庶民は何もできない、政治に関心がない」と言った。学習者は彼らに、「この疫病は私たち一人一人の生活に影響し、政治は遠い中国人のことだけでもない」と教えた。彼らは同意し、フランス政府も中共を恐れていると言った。続けて彼らは、中共がなぜ法輪功を迫害するのか、法輪功とは何かを真剣に聞いた。彼らも中共が香港人を迫害していることを少し知っていて、中共が全世界のコミュニティと、世界の普遍的価値観を取って代わろうとする企みが分かった。彼らは最終的に、彼ら自身の未来のために、必ず力を尽くして中共の邪悪を阻止するだろう。最後に、彼らは進んで中共解体のチラシをもらい、ネット上で署名すると言った。
メディアが中共による法輪功迫害に注目
アンダースさんは、メイン広場に来て、学習者と話した。彼は地元新聞のベテラン記者である。彼は学習者に質問した。「法輪功とは何ですか? 中共はなぜ法輪功を迫害するのですか?」
学習者は1枚のチラシを持って、彼に「真・善・忍」と、法輪功を修煉した人たちの心身の変化を紹介し、同時に中共の本質を話し、中共が真・善・忍への危惧を持っていることも話した。離れるとき、彼はチラシを持って、「帰ってから更に法輪功を理解し、中共の法輪功迫害に継続して注目します」と言った。
法輪功を学ぶ
少年たちが舞台上の学習者の煉功場面に惹きつけられ、舞台前で坐禅を学んでいた。学習者は彼らに法輪功を紹介し、彼らと一緒に真相パネルを見た。大法は1992年から伝え出されたが、1999年に中共に弾圧され、中共は生体臓器狩りの悪行にまで及んだ。彼らは皆真剣に聞いていた。真相が分かった彼らは、大人と同じように、中共解体の署名用紙に署名した。それから、彼らは一緒に、煉功の第一式の功法を学び、嬉しそうにその場を離れた。
3人の少年が学習者と第一功法を学ぶ |
麗莎さんはスウェーデンに定住する中国人である。法輪功がメイン広場で活動することを聞きつけて、彼女はご主人と一緒に隣町から法輪功を学びに来た。活動が終わって、彼らは学習者との別れを惜しみ、同時に次回会えることを期待した。
麗莎さんは第五式の功法を学ぶ |