【明慧日本2021年6月13日】最近、中国共産党の佳木斯市の政法委員会(610弁公室を直轄する組織)は、いわゆる「ゼロ行動」を展開し、法輪功学習者に対して、無謀な嫌がらせ、連行、家宅捜索、拘禁や裁判などの迫害を行っている。目的を達成するために、法律を知っている公安局、裁判所、検察庁は、70代、80代の高齢者に対しても容赦しなかった。
1、張秀麗さん(82)は自宅で不当に連行され、娘さんも連行された
張秀麗さん(82)と娘・武艶平さん(59歳)は、2人とも佳木斯電力局の退職者で、1996年に相次いで法輪大法の修煉を始めた。張さんは様々な病気を患っていた。重度の鼻炎や気管支炎で息苦しく、夜になるとさらに悪化して眠れず、腎臓結石は耐えられないほどの痛みを伴い、また心臓病、低血圧、胆嚢炎、涙嚢炎、多血症(血が濃い)、重度の関節炎などがあり、暑い日でもスカートを履くのが怖いほどだった。法輪功を学び始めた張さんは、知らないうちにすべての病気が治っていた。張さんは、自ら法輪功の病気治療と健康保持の奇跡的な効果を確認し、大法の素晴らしさを目の当たりにした。
娘・武さんは、幼い頃から小児麻痺を患っており、足が不自由である。武さんは、2000年11月初旬、天安門広場で「法輪大法は素晴らしい」という横断幕を掲げたところ、連行されて1年間拘禁された。
2020年12月11日午前11時、佳木斯市前進公安局奮闘派出所の警官ら10数人が、張さんの自宅に強制的に侵入し、家宅捜索を行い、張さんを連行して派出所で取調べを受けさせた。同日午後、武さんは佳木斯市拘置所に送られたが、血圧が非常に高く、拘置所が受け入れを拒否したため、釈放されて帰宅した。
1999年に迫害が始まって以来、張さんは何度も連行され、労働による再教育を受けてきた。
2、郭蓮英さんは自宅で連行され、迫害を受けた
佳木斯市前進区に在住の郭連英さん(71)は、1994年に法輪大法の修煉を始めた。
2011年3月27日夜、佳木斯の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官4人は、地区を越えて郭さんの自宅に侵入し、郭さんを連行した。警官によると、隣の家の薬局で500元(約9000円)の真相のスローガンを印刷した紙幣で支払いをしたのは郭さんだったという。警官は、ノートパソコン、小型スピーカー2台、280元(約5000円)以上の真相紙幣、紙幣のスタンプ2個を押収した。
郭さんは国保に連行されて取調べを受け、一晩拘束された。翌朝、病院で検査を受けたが、各指標に異常がみられた。午後4時、郭さんは佳木斯市拘置所に送られたが、入所を拒否され、郊外公安局に戻された。午後6時、郭さんは前進区の中山派出所に送られ、午後9時、郭さんは釈放され、家に帰された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)