遼寧省大連市の善良な店主・徐明華さん 再度懲役4年の実刑判決
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 【明慧日本2021年6月13日】遼寧省大連市荘河の法輪功学習者・徐明華さん(50歳女性)は2020年7月11日、不当に連行された。徐さんは経営していた商店が閉店に追い込まれ、子供の面倒も見ることができなくなった。徐さんは懲役4年の実刑判決を言い渡され、大連市刑務所に拘禁されていることが最近分かった。

徐明華さん

 黒い袋で頭を覆われ、乱暴に連行された

 2020年7月11日午前、徐さんと王長青さんも連行された。徐さんは警官らに地面に押さえつけられ、黒い袋で頭を覆われ、両手を背中に回されて手錠をかけられ、更に蹴ったりされた。

酷刑演示:背铐

拷問のイメージ図:両手を背中に回されて手錠をかけられる

 これらの警察官は普蘭店公安局から派遣された者である。普蘭店のある学習者が荘河の他の学習者と連絡をしていた際、警官に電話を盗聴され、追跡調査をされた後に連行されたという。

 当日、徐さんの息子に家庭教師をしていた学習者・張淑傑さんも連行され、 もう一人の学習者・ザイ晶さんも連行された。

 翌日、徐さんは病院に送られ、身体検査を強要された。その後、瓦房店留置場に収容された。 徐さんの2人の男の子は放置された状態で、店の閉店を余儀なくされた。

 良い人として知られる

 徐さんは大連興華電器電力有限会社の元従業員で、2014年に不当に懲役刑を受け、会社に部署を除籍された。 

 徐さんは1997年に母の紹介で法輪功の修煉を始め、素早く心身ともに浄化され、道徳観も高まり、個人の損得を気にせず、いつでも他人を優先に思い、個人の利益には淡泊になり、人助をしていた。近所の人たちは皆、徐さんの優しさと善良さを実感し、本当に良い人だと褒めていた。1999年、徐さんは北京へ陳情に行こうとしていた際、大連で連行された。警官が近所で事情聴取をしていた時、近所の人たちは「徐さんは良い人だ」と話した。

 懲役3年の判決を受け、何度も嫌がらせをされた

 2013年9月、徐さんは自分の店で警官に不当に連行され、その後、懲役3年の実刑判決を下され、遼寧女子刑務所に拘禁された。2016年、刑期満了となり出所した。

 帰宅した徐さんはそれから現地の警官らにいつも嫌がらせを受けた。

 2017年5月頃、荘河市新華派出所の警官が徐さんの次兄に電話をかけ、徐さんがまだ煉功しているのかと尋ねた。

 2018年、徐さんはバスで瀋陽に行く途中、バッグの中から法輪功が迫害されている真実が書かれた紙幣を見つけられたとして即座に連行され、洗脳施設に入れられた。その後、家族に助けられ家に帰らされた。

 現在、徐さんは再び連行され、再度懲役4年の実刑判決を下された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/10/426814.html)
 
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