【5.13祝賀】 正義感の強い父、とうとう修煉を始めた(二)
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文/山東省の大法弟子  

  【明慧日本2021年6月18日】(前文より続く)

 父は法輪大法の修煉に入った

 父は長年党文化の雰囲気の中で働いて、無神論に洗脳され、「見えるものを信じる、見えないものは信じない」という思考回路になっています。父は私と母に「法輪功は確かに良い功法で、体の健康、思想の昇華に大きな作用がある。よく修煉して心身ともに健康な人間になれば良い、神や仏などを考えなくても良い。誰も神や仏を見たことはない」と言ったことがあります。長い間、父はその頑固な考え方を変えていませんが、二つの不思議なことを経験してから観念を変えました。その後、父も法輪大法の修煉に入りました。

 一つは弟嫁の病気が治ったことです。10年前、弟嫁が突然重病を患い、病院で手術を受けた後、生存期間はせいぜい半年だと言われました。こんな状況で、弟嫁は法輪大法を修煉するほかに、命を救われる術がないと私は考えました。弟嫁に「真心を込めて『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を唱えることを教えて、弟嫁は本当に毎日唱え、とうとう奇跡が現れて、体が早く回復し10日足らずで退院しました。家に帰った後、弟嫁も修煉を始めて、短期間ですっかり健康を取り戻しました。あれから10年以上経ちますが、ずっと元気です。

 もう一つは母の親しい友人の娘の病気が治ったことです。その娘さんは40代の時に乳がんと診断され、手術が必要になりました。しかし家の負担が大きくて手術代を練り出せません。娘さんは治療を断念して、まだ歩けるうちに仲良しの友人を訪ねて別れを告げようと思って、ある日、我が家に来ました。ちょうど私は用事があって出かけないといけなかったので、私は神韻公演のDVDを出して、彼女と両親に見てもらいました。

 夕方になって実家に戻ると、その娘さんの様子はすっかり良くなっていました。DVDを見て間もなく吐き気がして、吐き出したら気分がずいぶん良くなり、昼食の時、久しぶりに美味しくたくさん食べられたようです。私は喜んで彼女に「縁があるのね、DVDを見るだけで李洪志先生はあなたの体を浄化して下さったのよ」と言いました。彼女は「法輪大法は素晴らしい、もう病院に行かず、私も法輪大法を修煉します」と言いました。

 娘さんは家に帰ってから4日目に夢を見て、夢の中である白衣を着ている医者が病気になった乳房から複数の腫瘍を取り出して、「もうこれ以上ない」と言いました。起きてから乳房の痛みを感じなくなり、触っても乳房にあった瘤が無くなったようです。病院で検査したら、医師に「病気がないのに、何をしに来たのか」と叱られました。このような事を通じて、彼女の家族も次々と法輪大法の修煉に入りました。

 人間の目で見えないだけですが、世の中に本当に神がいるのだと父は感嘆して、世界観がすっかり変わりました。その後、父も法輪大法の修煉に入りました。

 自身の経歴を以て真相を伝える

 父は修煉してから体がますます健康になりました。『中国共産党についての九つの論評』を読んでから「三退」の重要さが分かり、自分が「三退」をしたほか、また積極的に周囲の人々に「三退」を勧めています。父はとても真面目な人で、真相を伝える以上、真相の内容を省略せずに詳しく相手に伝えています。中共の邪悪な本質、法輪功とは何か、なぜ「三退」しなければ平安を保てないのかを相手が理解するまで根気よく話します。真相が分からず法輪功を悪く言う人に会ったら、父は厳しくその人を止めます。ここ数年、家族の団らんや両親の誕生日を祝う時は、みな父が真相を伝える機会になって、多くの親戚と友人は法輪功の真相を理解しました。

 相手のために考える

 両親とも80歳を超えていますが、修煉してから、特に父は子供たちに負担をかけないように、頑張って自力で生活して、家事は全部自力で行っています。

 父は倹約家で浪費せず、無駄に金を使ったりもしません。家に美味しいものがあれば、必ず子供達に分け与え、一人で独占することは一度もありません。父は自分には厳しいのですが、金に困っている人に対して気前よく助けます。去年、隣の家の息子が病気で入院しているのを知ったら、父はすぐに数千元(1カ月の給料相当)を渡し、その家族は感動して涙を流しました。

 数年前、父は自転車に乗って外出した時、道端で1台のスマートフォンを拾いました。スマートフォンの使い方が分からないため、父は道端で持ち主を待つしかありませんでした。30分以上待って持ち主が来ないため、父は仕方がなく家に帰って、スマートフォンを妹に託しました。妹がスマートフォンをいじってすぐに持ち主の情報が見つかり、その人に連絡しました。

 午後、持ち主が果物を持って妹の職場に行き、「ありがとうございます! 今日は良い人に出会いました。スマートフォンを紛失してまた戻ってくるなんて、思いも寄らなかった。今の中国で、スマートフォンを拾って返してくれる人は、とても珍しいです」と感動の言葉を連発しました。妹は何度も断ったのですが、持ち主はやはり果物を置いて帰りました。妹が果物を両親の家に持っていくと、「スマートフォンはその男性の所有物ですから、拾って返してあげるのは当然なことで、感謝されることではない、果物も受け取るべきではない」と言われました。

 父の逸話はまだたくさんありますが、これくらいにしましょう。

  (完)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/29/426078.html)
 
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