【明慧日本2021年6月18日】湖南省長沙市の法輪功学習者(以下、学習者)の代学兵さん(49歳男性)は、2021年5月30日の夜9時、地元雨花区洞井派出所の警官に身柄を拘束された。代さん一家には80代の親、4歳6カ月の息子がいて、妻は持病があり、代さんは一家の大黒柱である。代さんが連行されたことによって家族は苦境に陥った。
代学兵さんと息子 |
代さんは湖南省沅江市泗湖山の出身である。現在、長沙市バスターミナル南駅付近に在住の代さんは、長沙市で十数年間、物流の会社を経営している。代さんは法輪功の教え「真・善・忍」に従って、個人の利益を重視せず、コツコツと働き、取引先では高評価を得ている。
ある学習者は、今年の旧正月の期間中、長沙市へ仕事を探しに来て、代さんに1回連絡をした。あれから、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)、派出所、コミュニティーは絶えず代さんに嫌がらせをし、尾行した。ある日、代さんは車で出かけ、駐車した直後に、1台のバイクがついてきて車内を覗いた。代さんは自分が尾行されていたことに気がついた。
ここ1カ月、国保と、派出所の警官は何度も代さんの家に来て嫌がらせをした。代さんは警官たちに法輪功迫害についての真実を伝えた。そして、自分たちを守るためにも、学習者を守るためにも、今後、悪事を働かないようにと話した。
代さんは地元の大きなグループ会社と契約を結んでいたが、連行されたことで契約を実行できなくなった。
5月30日夜、警官は代さんの妻に嘘を言って騙した。代さんが車で法輪功の資料を配った時、監視カメラに撮られ、代さんと一緒にいた学習者も連行されたと嘘を言い、代さんに判決を宣告すると言った。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)