漏れを補うと瞬時に偽りの病業現象を乗り越えられた
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年6月20日】事の経緯は家を買うことから始まります。

 私の家族は何年も前から地元から出て、遠方で息子と一緒に暮らしています。ぎりぎりの生活をしていたので、貯金もほとんどなく、家を買う余裕もありませんでした。昔住んでいた地域では、2LDKの住宅が20万元で買えるのですが、うちには5万元もなかったのです、借金をして買うしかないので、買うかどうかいつも迷っていました。

 先日、息子が何かの拍子に私にとても失礼なことをしたので、私はこの子と一緒にここに住みたくない! 怒っている息子を見なくて済むように、家に帰って住宅を買おう! と思いました。そこで、お金を借りようと電話をかけたところ、一巡して20万元が集まりました。あとは、住宅を買う時、親戚からの送金を待つばかりです。お姉さんの1人が、最初に2万5千元の現金を持ってきてくれました。

 その日は金曜日だったので、日曜日に地元に戻って家の購入を確定する予定でした。土曜日の朝、いつものように起きて煉功をしていたのですが、気がつくと立っていられない状態になっていました。無理せずに寝てしまい、朝まで起きられませんでした。 昼になっても食事もできませんでした。午後になると2人の同修がやってきて、しばらく正念を発することで手伝ってくれました。その後、夕方にまた来てくれて、予兆に正念を発するのを手伝ってくれたことがわかりました。しかし、私も良くはなりませんでした。

 息子が父親に向かって「住宅を買うためにこんなたくさんのお金を借りたの? 私を潰そうとしているのか?」と言っているのが聞こえました。私はなぜ家を買いたいのか、自分を見つめ直す必要がありました。名声を求める心、虚栄心、子供に意地を張る心、強がる心、顕示心などの執着心があり、執着心があればあるほど体は重く感じました。師父は「つまり、精神と物質は同一のものです」 [1]と説かれました。

 私は住宅を買わないことにしましたが、家族から「すでに決まったことなのに、何で変わるのか」と言われるのが怖かったのです。その結果、息子や夫に話したところ、全員が納得してくれたので、私は心の中で師父に感謝しました。買わないと決め、心はホッとしました。そこで「買わない」「お金は必要ない」と再度電話をかけまくり、最終的に姉に2万5千元の現金を返しました。

 重い荷物から解放されたような気持ちで、しばらく静功を煉りたいと思い、その場に座りました。手印を作り終えた直後、背中から急激な熱が両腕を貫き「執着心を正しく見つけなければならない」と思いました。煉功の後、体が正常状態に戻りました。

 これにより「病業が発生したら、自分の心性の漏れを探して、直ちに補うことができれば、一足飛びに乗り越えられる」ということがわかりました。もし、あなたが自分自身にこだわり、自分の人心を探そうとしないのであれば、たとえ多くの同修が正念を発しても、自分に無理やり煉功させたとしても、あまり効果はありません。

 理由がないということはありえないので、まず漏れを見つけて補うことで、邪悪が迫害できなくなるのではないでしょうか?

 浅い理解で、適当でない所があれば、ご指摘ください。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『オーストラリア法会での説法』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/8/426725.html)
 
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