山東省臨清市の法輪功学習者3人に不当判決
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 【明慧日本2021年6月23日】山東省臨清市の法輪功学習者の3人は、2021年6月10日、冠県裁判所から、次のような判決を受けた。李其文さんに懲役3年6カ月、禄桂蘭さんに懲役7年8カ月(刑務所外)、周恩波さんに懲役4年(刑務所外)の不当判決を宣告された。

 臨清市拘置所に拘禁されていた李さん(男性54歳)は、2021年6月4日、冠県裁判所によりオンラインで不当判決を宣告された。同日、禄さん(女性70代)は、冠県裁判所によってオンラインで裁判が開廷され、自宅拘禁を下された。周さん(女性65歳)は冠県裁判所まで連行されて裁判が開廷された。

 裁判の前に、李さんの家族は6000元(約10万円)、禄さんは10000元(約18万円)、周さんの家族は6000元の罰金を科された。

 李さんは、2020年12月6日頃、臨清国保に連行され、臨青拘置所に拘禁された。

 2020年11月9日午後4時頃、臨青市の610弁公室、公安局、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官が禄さんと周さんの自宅に侵入して2人を連行し、警官は大量の物品を押収した。中国共産党の人員は、2人の自宅にカメラを設置した。

 臨清検察庁は、2021年1月6日午前9時に、禄さんと周の2人の年配の女性に、臨清検察庁に来るように電話をかけ、嫌がらせをした。

 禄さんと周さんは、2021年1月に冠県検察庁の警官に連行され、健康診断の結果、2人は高血圧のため釈放されて帰宅した。

 2021年2月19日、臨清国保の警官・范海涛は、禄さんと周さんに電話をかけ、2月20日に冠県に行くように言った。2月20日当日、范海涛らは、禄さんと周さんを冠県検察庁に連行し、署名をするように言った後、拘禁されている李さんのところに行き、署名をするように言った。禄さんと周さんはその日のうちに帰宅した。

 2021年4月6日、周さんは冠県裁判所に連行され、その後自宅に戻った。 禄さんは自宅で署名をするように求められた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/18/427119.html)
 
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