17年間の迫害の後 福建省の左秀雲さんは再び拘禁された
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 【明慧日本2021年6月28日】福建省の法輪功学習者・左秀雲さん(以下、左さん)は6月19日午前8時から9時に、福建省永安市(三明)の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)は、福州市の王秀清さんの家に侵入し、そこで家族を介護していた法輪功学習者・左さんを連行した。

 法輪功を修煉したことが理由で18年近くも不当に拘禁されていた左さんは、福建鉄道当局から教職を不当解雇され、2020年12月27日に福州の兄の家に一時滞在していた。

 左さんは60歳を迎え、長い間迫害を受けたために退職金もなく、生活の糧もない。 2021年の正月明けに、生活のため善良な人々の助けを借りて仕事を見つけた。

 左さんは、家から出ることはもちろん、戸籍の登録地を訪れることもほとんどない。しかし、永安国保は現地の福州国保と連携して、何らかの書類や説明もしないで左さんを連行し、さらに王秀雲さんの自宅から機材や大法の書籍を押収し、押収リストも出さなかった。

 永安の鉄道局で幼稚園の先生をしていた左さんは、上海の鉄道局で優秀な先生として評価されたこともある。兄の左福生さんは、1979年にベトナム戦争で表彰された退役軍人で、福州鉄道分局で最年少の課長クラスの幹部だった。

 左さんは深刻な持病のめまいを患っていた。そのため長期的な不眠症、身体の虚弱さは、直接仕事や家庭に影響を与え、あちこちの医師の助言を求め、漢方薬、西洋医学も効果がない、さまざまな処方箋を見つけるが、治癒することはできなかった。

 左さんは一度めまいの発作を起こし、頭を手すりにぶつけて、頭の内部が骨折して、1カ月以上入院したが健康状態は悪化していた。1996年4月、偶然にも書店で『轉法輪』という本に出合い魅了された。この本から、健康な体を手に入れるためには、無条件に善良な人間、道徳的に高潔な人間になるしかないと知り、それ以降、法輪功修煉の道を歩み始めた。

 2人とも職場では良い人だったが、法輪功を修練し、「真・善・忍」に従ってさらにより良い人になったことで、繰り返し迫害を受けた。左さんは現在まで4回(懲役3年、6年、3年半、5年)の不当判決を受け、あらゆる非人間的な拷問を受けた。

 兄の左福生さんは、2回(1年半と2年2カ月)の労働による再教育を受け、福建省福清市の刑務所で懲役6年間の判決を受け、激しい暴行を受けた後、6時間の絞首刑にされ、片目を失明した。兄妹ともに離婚を余儀なくされ、2つの幸せな家庭が中国共産党によって引き裂かれた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/22/427279.html)
 
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