河南省安陽市の李現習さん、拘禁後1カ月で死亡
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 【明慧日本2021年6月28日】河南省安陽市の法輪功学習者・李現習さん(50代男性)は2021年5月21日、警官に身柄を拘束されて拘禁された。6月13日、家族は李さんが12日に迫害により死亡したと知らされた。

 李さんの遺体は痩せて頭が腫れ、腰、背中、膝下には傷跡が残っていた。

 濮陽市清豊県の出身の李さんは、安陽市文峰のインターチェンジの下にある新興街で店を経営し、コツコツと働き一家の大黒柱であった。李さんは法輪功を学んでから心身共に健康になり、人助けが好きで近所の評判も良かった。2007年末、李さんは法輪功の無実のスローガンを書いた時、身柄を拘束され、その後、1年の労働教養処分を科され、許昌労働教養所で迫害された。

 2021年5月11日午後5時ごろ、李さんは、買い物に出かけてから帰って来なかった。その後、家族は李さんが不当に連行されたと分かった。情報筋によると、当時、李さんは安陽市の駅付近で法輪功の無実を伝えた時、警官に身柄を拘束されたという。

 安陽市公安局北関支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官4、5人は捜査令状、身分を明かさないまま、李さんの住居2カ所を家宅捜索したが、いわゆる証拠がなかった。5月12日夜11時、李さんへの拘置令状が発布され、李さんは刑事拘禁され、安陽市留置場に連行された。

 情報筋によると、李さんは煉功したとの理由で手枷と足枷をかけられ、断食をして迫害に抗議していたという。

 6月13日の朝、家族は李さんが死亡したことを知らされた。李さんは拘禁されてからわずか1カ月後の6月12日に他界した。

 この凶報が伝われてきた当日、濮陽市は突然の豪雨になり、翌日、安陽市も数時間連続の豪雨が降り、街が水没した。

 ここで拘禁されている学習者のご家族、友人、国内外の正義のある方々に拘禁されている学習者の安否を緊密に注視し、救援を呼びかけ、中国共産党の悪行を阻止するよう呼びかける。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/25/427391.html)
 
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