【国際ネット法会】日本の入国管理局、国会前で真相を伝える
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文/日本の大法弟子

 【明慧日本2021年6月29日】

 尊敬する師父、こんにちは!

 同修の皆さん、こんにちは!

 以下は私がこの一年以上の疫病期間、「入国管理局」(入管:外国人の出入国を管理する行政機関)と国会前で真相を伝えた体験です。

 「入管」前で中国人に真相を伝える

 2020年、中共ウイルスが爆発し、観光地に中国からの観光客がいなくなりました。大法弟子は、この世に来て衆生を救い済度する使命があるので、日本で中国人が多い場所は、きっと「入管」だと思い、行ってみると、やはり人は少なくありませんでした。長年観光地で真相を伝えてきて、どんな人にも会ったことがあります。ある人は法輪功への迫害を知っていて私たちを支持してくれ、ある人は正義を推し進め、ある人は罵り、殴ったり、唾を吐いたり、またある人は恨んだような目つきで軽蔑したように見ました。中共の虚言に騙された中国人は本当に可哀想です。

 2020年の夏は特に暑く気温も高く、日差しも強かったのです。中共ウイルスの影響で、マスクをしていると息苦しく、以前の夏の真相伝えより辛く、汗が多く流れ、風がなければ、衣服も汗が浸透しました。「入管」はウイルス感染防止のため、外国人が中に入るのを制限しています。入口に2人の職員が1時間ごとに交代して立っていました。

 ある日、私と同修が「入管」前でパネル資料を掲げて皆と一緒に真相資料を配布しながら、すでに3時間以上経っていました。職員が交代するとき、4人の職員がそこで驚いたように小声で「あの2人はまだ去っていないよ。こんなに暑い日でも、彼女らは大丈夫かな?」と顔を見合わせて、不思議そうにしていました。そうです、衆生はどうやって理解できるでしょう。こんなに暑い日に、誰でもエアコンの効いた室内で、アイスクリームを食べて過ごせたら、どんなに気持ちがいいでしょう、外はとても苦しいのです。

 ある大法弟子の家族が私たちに飲み物を持って来てくれました。「うちに修煉している人がいます。お疲れ様です。これは気持ちですが、どうぞ飲んでください」と言ってくれました。またある外国人が私たちに水を買ってくれました。世の人たちは大法弟子の行いを観察し、こんなに暑い日に真相を伝えるのは大変だろうと思ったようです。

 真相伝えの過程の中で、中国人に頻繫に聞かれるのは、「あなたはなぜ法輪功を学んでいるのですか?」という質問です。私は「法輪功は病気を取り除き、健康を保持するのに非常に効果があり、心身ともに健康になり、道德を向上させます。こんなに素晴らしい功法を学んで私も恩恵を受け、健康になりました。しかし大法が無実の罪を着せられたとき、良心のある人は誰でも大法のために正しい話をすべきです」と話すのです。

 先月「入管」に行ったとき、パネル資料を1人の中国人に見せて真相を伝えました。彼は中国国内でも資料を見た事があると言い、すぐに「三退」に同意しました。このとき、隣で1人の人がずっと私たちの話を聞いて、パネル資料を見ていたことに気づきました。彼にも資料を渡し、「法輪大法は佛家の高德大法で、全世界で1億人以上の人が法輪功を学んでいます。天安門焼身自殺事件は捏造です」と話していると、彼は私の話を途中で遮り、「李洪志は今、どこにいますか?」と李先生のことを呼び捨てにしました。

 私は、「私たちの師父を敬ってください。李先生と呼んで下さい」と言いました。彼は申し訳なさそうに頭を下げて、私に「何年に修煉を始めましたか」と質問してきました。私は、「1997年に『轉法輪』を読んで修煉を始めました」と言いました。彼は、「それなら私はあなたよりもっと早い。当時吉林の説法に参加したことがあり、法も聞いたが、迫害が始まってからやめたんだ」と言いました。

 私は、「正法が伝え出されると、魔が妨害します。中国共産党(以下、中共)の目的は人々が法を得るのを阻んでいます。万古の機縁を大切にしてください。あなたは縁があって大法の資料を受け取りました。真相を理解して新たに戻って来てください。また急いで邪党組織から脱退してください」と言いました。彼は心配そうに聞きました。「中共に知られたらどうするんだ? 私はもうすぐ中国に帰るんだ」

 私は、「あなたは海外に来て、何を怖がるのですか。中共の言葉は反対の意味に受け取った方がいいです。現在、中国で発生したこれらの天災や人災は、中共に向かって来ています。佛法を破壊する行為は極悪非道です。現在の疫病はこんなに危険で、法輪功学習者(以下、学習者)だけがあなたに命を守り、平安を保つ方法を教えます。中共の何かに加入していたら脱退すれば、将来大きな難が来たときに命は守られます。私はあなたに仮名をつけてあげますので三退しましょう」と言いました。彼は少し躊躇して言いました。「分かりました。脱退します!」。彼がこの言葉を言ったとき、とても力強く、非常に耳に響き、彼の背後にある要素が解体したのを感じました。

 彼と別れるとき、後ろ姿を見ながら、本当に大法修煉に戻ってほしいと願いました。慈悲なる師父は彼に脱党させ、機会を与えて下さったのです。

 ある若者がパネル資料の内容を見ていました。私は側に行って、「見てください、法輪功は世界で100以上の国と地域に広がり、1億以上の人が大法を修煉しています。天安門焼身自殺事件は法輪功を陥れるための捏造であり、決して中共の虚言を信じないでください。学習者は二十数年にわたって平和で理性的に迫害に抗議しています」と話しました。

 若者はずっと聞いていて、私は続けて中共の邪悪さと、なぜ三退する必要があるのかを話しました。「私があなたに仮名をつけましょう」と言うと、彼は、「僕には名前があって、八戒と言うか、多くの人は僕をそう呼んでいます」。同修は、「あなたは本当にユーモラスですね!」と言いました。私も思わず笑ってしまい、「分かりました。それでは八戒という名前で三退しましょう。心からの九文字を覚えてください。誠心誠意『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を念じれば、難から逃れ、凶が吉になります!」と言いました。若者は頭を下げて、資料を持って嬉しそうに去って行きました。

 いつも、真相を知って三退する人を見ると、心の中で一種の特別な親近感を覚えます。人々は中共に洗脳されており、道德が滑落した環境の中で真相を理解するのは容易ではなく、中国人の内心の善良さを感じます。

 またある日、1人の女子学生に資料を渡すと、彼女は大声で罵り、怒りながら私たちが中国人の面子をつぶしていると言い、口汚く罵りました。私は彼女に「法輪功は罪に陥れられて、私たちは良い人になろうとしており、真相を知って下さい。このように罵るのは間違っています」と伝えました。女の子は私を指さして威嚇して「まだ言うと、殴るよ、失せろ」と言いました。本当に私を殴るポーズをするので、同修が彼女にそんなことをしないでと言っても彼女はきかず、まだ罵りました。このとき、信号がちょうど青に変わり、彼女は歩いて行きました。

 このようなことは滅多にないことなので、心の準備もなく、少し動揺してしまいました。周囲の「入管」の職員と外国人が見ていて、私はこれは非常に良くないと思い、すぐに師父に加持を求めました。このとき、やっと思い出したのは、バス停に年配の同修がいて、私はすぐに走って行くと、思った通りこの女の子はそこで年配の同修を罵っていました。私は、「年長者を尊重すべきですよ。このように罵るのはあなたにとって良くありません」と言いました。私の話にはすでに感情が入っていて、心の中で「この人はこんなに魔性が大きくて、本当に道理もない。このような人は基本の礼儀も何もない」と思いました。私の彼女に対する目つきと語気にも善がなくなり、最後に女の子は怒りながらバスに乗って去って行きました。

 その時思ったのは、なぜ突然こんなことに遭ったのでしょうか? 必ず自分に漏れがあるのです。探してみると、自分の今日の資料配布は良く出来たと思い、歓喜心が生じてしまい、発正念を重視していませんでした。理不尽な人にあって、闘争心がとても強くなり、善意をもって対処できませんでした。修煉がしっかりできていたら、罵るでしょうか。

 師父は説かれました。「あなたに善の心が表れれば、あなたのなす事も善になります。あなたの内心から外在的顕現まで、きわめて善良なのが一目で分かります。その時になれば、誰もあなたをいじめたりしなくなります」[1]

 同修たちと、中共ウイルスの蔓延期間中に真相を伝える事を堅持したことを経て、「入管」職員が私たちの行いを見て変化がありました。ある職員は私たちに「ある人が頻繁に携帯電話であなた達を隠し撮りしています。以降このような人がいれば、私たちに教えてください」と教えました。またある職員は、最初は資料を受け取りませんでしたが、後からいつも会うようになって、彼らに大紀元新聞を渡すと、ある人はわざわざ資料を受け取りに来たりしました。ある人は私たちにここで何をしているのかと聞いてきたので、私は、「中共ウイルスが爆発して危険な状況下で、私達は自分の安否を顧みず、世人に防疫に良い重要な情報を教えています」と言うと、「入管」の人も静かに聞きました。

 「入管」で看板を掲げ、パネル資料を設置すると效果は非常に良く、特に中国人に大法が広く伝わる写真を見せると、ある人は親指を立て、ある人は法輪大法とは何かと聞き、ある人は学びたいと言い、大法の本を欲しがる人もいます。ある子供弟子が新たに修煉に戻って来たりもしました。私たちが出かければ、師父は縁のある人を按排してくださいます。師父は大法弟子の心だけを見ておられるのです。

 国会前で日本人に真相を伝える

 国会には毎週1回行っています。2020年の冬のある日、国会前で、ある男性に大紀元新聞を配りました。「これは昨日新宿でもらったよ、この新聞はとても良いですね」と男性は言いました。私は、「あなたは法輪功の真相を知っていますか? 現在全世界が江沢民を告訴しています。あなたも署名して支持してくださいますか?」と言いました。彼はすぐに署名してくれ、また「他の人に代わって署名しても良いですか」と聞かれ、「相手が私たちのやることを理解して、署名に同意するなら問題ありません」と私は言いました。

 彼は、友人達に聞いてからまた来ました。数時間後にまたその男性が来て、あんなに寒い日に、彼はずっと彼の友人達の署名を書いてくれました。書きながら彼は、「私の携帯電話登録の中で500人以上は反共で、皆共産党を嫌っています。私は彼らに代わって署名します」と言いました。私は、「あなたの今日の行いは、将来きっと福報になりますよ。あなたは今、中国で迫害に遭っている学習者を助けています。感謝します」と言いました。

 書きながら、彼に電話がかかって来て、「中に入らなければなりません」と言って、私に名刺を渡し「私は某会社のオーナーで、今日は国会議員に会いにきました」と言いました。彼は、「また署名する」と言って、急いで去って行きました。そのあと彼は77人の名前を署名してくれました。そのときその場にいたたくさんの同修達は皆励まされ、とても感動しました。私たちに人を救う環境を按排して下さった師父に感謝します。

 日本の国会で、議員が理解しないのを心配し、緊急事態宣言の期間は、国会で真相を伝えるのを止めました。解除されてから、私たちが国会に行ったある日、3人の警備員が来て、その中の1人が「こんなに長い間来ないので、あなた達に何かあったのかと思いました」。疫病期間、警官も何度も、「あなた達はパレードや、他の活動がありますか?」と聞いてきました。常人も関心を持っているようで、彼らの分かっている一面が、私たちが多く出てきて真相を伝えるのを願っているのです。

 普段国会で真相を伝える時、いつも7枚の真相横断幕を掲げています。2週間前、最後に2人の同修が片付けているとき、1枚の横断幕の『大法が世界に伝わる』が残っていて、このとき15~16人の学生が通って、横断幕の前でその字を読んでいました。同修がそこに行って、彼らに言いました。「法輪功は広く世界に伝わり、多くの人が学んでいます。しかし中国では学習者は残酷な迫害を受けています。ですから私たちは現在江沢民を告訴しています。あなた達も署名して支持してくれますか」

 学生たちは純粋で、多くの観念がなく、1人が署名し始めると、他の学生たちも順番に署名し始めました。署名したあと同修と抱き合って、「頑張って下さい」と励ましてくれ、非常に感動しました。その後で同修と交流したとき、同修はその日足が痛くて早く帰りたかったのですが、自分が帰ると、1人の同修だけになるので、彼女は最後までやり遂げようと思いました。師父が彼女に真相伝えに多く出かけるように励まして下さっているのを体得したそうです。

 現在多くの日本人が私たちの横断幕を見て、態度も変わり、この活動を継続するよう励ましてくれます。「あなたに何か困った事があれば、私に言って下さい」とある議員は言いました。ある日、私たちが国会前で煉功していると、ある常人が私たちと一緒に煉功し、また頻繁にお金を寄付して支持したいと言う市民もいました。

 私が感じたのは、疫病を経験して、日本人は昔と変わり、皆希望を探しています。学習者が美しい服を着て、パレードと大型集団煉功をする写真を見て、上のような反応があり、日本人も修煉を始めると思います。私たちは本当に機会を逃さず、大法を人々に伝えます。

 人を救うこの一切は、実際は全て師父が行って下さっているのです。自分の身体上の小さな苦しみが何だと言うのですか! 時に状態が良くなく、関を乗り越えられない時、意気消沈しているとき、外へ出て真相を伝えれば、修煉状態が良くなり、衆生も救われ、収穫がとても大きくなります。

 2020年、疫病対策が厳重なとき、夢を見ました。天空に一群の巨大な赤い病毒が見えて、竜巻のように集まり、まるで大紀元報道の病毒の写真と同じでした。その後、病毒は天空で移動して散らばり、各地に行きました。あるものは窓の外に飛んで、停止してから去って行きました。病毒は大法弟子の家には入らない事を知っています。

 2020年の夏、私の家の供え物のぶどうに優曇華が咲き、今もまだ開花しています。師父の励ましに感謝いたします。今後の世間のいかなる変化に関わらず、私たちは、頑張って外へ出かけて真実を伝えて行きたいと思います。

 師父の説法『洪吟』「功成って圓満」を同修と学びたいと思います。

 功成って圓満

 名利情を修し去り

 圓満して蒼穹に上る

 慈悲をもって世界を看れば

 ようやく迷いの中から醒める

 師父ありがとうございます! 同修のみなさん、ありがとうございます!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『法輪功』「心性を修煉する」

 (2021年国際ネット法会)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/15/427006.html)
 
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