文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年6月30日】2020年6月上旬、私の体に痒みを伴う皮膚の盛り上がりが突然現れました。その後「蕁麻疹」であることがわかりました。それから、昼夜を問わず掻き続け、全身の皮膚が赤くなり、破れた皮膚の跡に、またくっきり盛り上がった蕁麻疹が出てきました。とにかく、体中の皮膚にきれいなところが殆どない状態で、本当に耐えられないほど辛かったのです。
この皮膚病は本当に対処が難しく、日中には太陽の光を浴びることができないし、入浴の水温は高くても低くても、扇風機に当たると赤くくっきりと盛り上がり(膨疹)が出て来るのです。空調に当たると、皮膚が盛り上った塊でいっぱいになりました。少し注意を怠って卵や魚介類を食べると全身にひどい蕁麻疹が出てしまいました。
体調がとても悪くなったので、個人の診療所や市立の皮膚科病院にも行きましたが、効果はありませんでした。毎日飲んでいた抗ヒスタミン薬などの治療薬は、肝臓や腎臓に悪いとわかっていながら、どうすることもできませんでした。医者は「この病気はすぐには治りませんので、覚悟してください。この病気は1〜2カ月で治ると思わないで、毎日皮膚を見ないほうが良いです。言っておきますが、この病気は非常に面倒で厄介なものです。数年間、薬を飲み続ける人がいれば、一生薬を飲まなければならない人もいます」と話してくれました。
その時、私は「どうしたらいいのだろう。私はもともと体が弱くて、あちこちに痛みや不快感があり、肝臓や腎臓も健康ではないのに、この薬をずっと飲んでいたら、体はもっとダメになってしまうかもしれない!」と思いました。この間、私はなかなか悟りが悪かったのです。頭の中は常に体が辛いことばかりを考えて、夜もぐっすり眠れず、昼間は頭がぼんやりとして重く、仕事ができなくなる寸前でした。
心性を向上させることができなかったため、煉功も続けられず、夜の学法も頭に入りませんでした。頭の中に、ただ「法輪大法は素晴らしい、どんなことがあっても大法の修煉を堅持していく」という堅い気持ちがありました。心の中で「この難を早く取ってくださるように」と師父にお願いしていました。求めるという執着心が生じたのです。
このように、学法も煉功も「三日坊主」の状態でした。何度も同修と交流したかったのですが、自分の面子への執着があって、誰にも言い出せなかったのです。ただ1人で耐えて苦しんでいました。病状が悪化すると、病院に行き、薬をもらって飲みました。自分の体の赤い膨疹を見て、ため息をつき、耐えに耐えて日が過ぎて行きました。
しかし、慈悲で偉大な師父は、意気地のない私を見捨てられませんでした。8月の初め「病院へ行って、検査して、薬をもらう」日になりました。その日の朝、私は跪いて合掌し師父の写真を見て、「師父、私を救ってください! 弟子の私は意気地がなく、よく修めておらず、三つのことをよく行っていませんでしたが、大法から離れたくありません。修煉したいのです。もう一回チャンスをください」と、お願いしました。
奇跡が起きました! その日の午前、蕁麻疹の症状は現れませんでした。昼には、太陽の下で自転車に乗りましたが、蕁麻疹の症状はありませんでした。以前まで、太陽に当たると、5分も経たないうちに、すぐに大きな膨疹が腕に現れたのです。しかし、夕方まで、蕁麻疹は現れませんでした。なんと「蕁麻疹」の症状が私の体から立ち去りました!
ここまで文章を書いていると、本当に大きな声で泣き出したくなります。この魔難を解決してくださった師父に、感謝いたします! 修煉は本当に厳粛で、確実で、師父と大法を信じなければなりません。精進していなかった私は、本当に恥ずかしくて、師父に申し訳ない気持ちです。
修煉の道で緩んでいる同修に警鐘を鳴らすためにも、私はこのことを書くべきだと思い、文章を書き投稿しました。魔難に遭遇しても、師父と大法を信じ、三つのことをしっかり行うことを堅持しなければなりません。困難に遭遇するとき、自分の内に向けて探したり、同修と交流したりしたほうが良いのです。私のように良く学法ができていない弟子にとっては、向上するチャンスだと思います。面目を失う恐れがあってはなりません。