台湾伝統市場で福音と防疫の秘策を伝える
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 【明慧2021年6月30日】2021年5月、母の日のが過ぎた頃、台湾では突然新型コロナウイルスの感染が拡大し、感染者は1桁から3桁まで増加した。感染症指導センターはレベル3の警報を発令し、流行の拡大を防止するため、それに応じて様々な対策を行った。

 対策の1つとしての防疫実聯制(新型コロナウイルス対応ガイドライン)外出する際は必ずマスクをし、スーパー等で生活用品や食料品を買う際は、必ず体温を測り、手を消毒し、携帯でQRコードを読み取り、店の名前や場所及び個人情報を、検疫や追跡するために数秒で登録することができ、或いは上記の情報を手書きすることもできる。

 これは、大きなスーパーや市場では自社の職員が交代でカバーしているので人の流れをコントロールする事ができるが、伝統市場ではこのような人材が不足しているので、新北市にある伝統市場の管理委員会の理事長は、以前からこの市場に出店している林さんに悩みを打ち明けた。「今の状況は厳しく、皆が怖がっているので、報酬を支払っても、お客さんの額での検温やデータ登録の仕事をやりたい人はいません。もしできれば助けて頂きたいです」

 法輪功学習者「私たちはできる限りのサポートをします」

 林さんは30年以上市場で出店しており、1999年に法輪大法を修煉してから、いつもお客さんに法輪功迫害の実態を伝えている。市場の人は皆彼女は法輪功学習者(以下、学習者)であることを知っている。林さんは理事長の話を聞いて「私はできます。これは社会や人々にとって良いことであり、私は給料がなくても協力します。私と他の学習者もできる限りのサポートをします」とすぐ返事をした。

 他の学習者も「今は新型コロナウイルスが流行する中で、人々は不安で、政府の呼びかけに応じて、なるべく外出しないようにしていますが、しかし一日3回の食事に使う食材を買いに出なければならないし、市場の人の流れは他の所より多いのです。市場で真相を伝え『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』というメッセージを伝え、資料を配布して人々を安心させ、社会の雰囲気を安定させることにつながります」と話した。

'图1:法轮功学员在传统市场出入门口设摊协助单位执行实联制,并讲真相及送上带有真善忍信息的莲花与真相资料。'

学習者は蓮の花を手渡し、人々に真相を伝えている

'图2:民众在路边就开始细读真相资料。'

真実の資料を読んでいる市民

 真相が分かり、心からの九文字の言葉は防疫の秘策

 林さんは、新店に碧雲さんと他の数人の学習者が住んでいるのが分かり、6月4日より伝統市場で防疫実聯制の仕事をスタートしている。また、学習者たちは材料を買い「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」というメッセージを入れた蓮の花を制作し(この蓮の花を喜んでいる人達は「防疫蓮の花」と言っています)、それに法輪功を紹介する資料を用意して、人々に大法の素晴らしさと防疫の秘策を伝えている。

 学習者・碧雲さんは「今は新型コロナウイルスに直面し、人々は信頼できる救命浮き輪を求めています」と言いました。学習者たちは額で体温を測る時、人々に世界は『真・善・忍』が必要であり、今の社会はモラルが破綻し、悪事ばかりを働くと天災を招いてしまい、但し人心を正し、善行を行えば疫病が自然に去って行く等の真相を伝え、また「防疫蓮の花」を送って、誠心誠意に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という、心からの九文字の言葉を唱えると平安無事になり、ウイルスから身を守ることもできると伝えた。  

'图3:特地赶过来索取防疫莲花及真相资料,把大法的祝福与防疫信息带回家。'

防疫蓮の花と真実の資料を求め、大法の祝福と防疫情報を持ち帰る市民

 防疫蓮の花と「真・善・忍特集号」は人々に歓迎され、家族や友人にも渡したいのでもっと欲しいと言う人も少なくなかった。また煉功の情報を聞いている人もいた。6月5日の朝、1時間も経たない間に100個の蓮の花は全部市民に配布していた。

 学習者の活動に人々は感動していた。端午の節句の頃、ある若い女性が来て、彼女は学習者を理解しており、法輪功に寄付したいと言い、学習者たちにLINEの友達になって、後日また会う約束をした。

 三退して平安無事になる

 台北市松山区の張静さん、玉英さん、素貞さん等11人の学習者は、端午の節句の3日間の連休の前日、三組に分かれて「防疫蓮の花」と「真・善・忍特集号」を持って、北市濱江、太平、双連の3カ所の伝統市場で真相を伝え、人々が平安無事になるよう福音を送った。

 人々は蓮の花を受け取り「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と心からの九文字の言葉を唱え、ある人は嬉しそうにお辞儀をしてお礼を言い、ある人は合掌して感謝した。またある人は学習者の善行に感心し、感謝の気持ちを表すために果物の差し入れをした人もいた。そして法輪功を学びたいと言う人もいた。市場の出入り口を管理する警官たちは、真相を聞いている人々の姿を見て、微笑みながら学習者たちへの気配りと感謝の気持ちを伝え、多くの人は蓮の花と特集号を手にしていた。

 市場で真相を伝えている素貞さんは、中国から来た女性に三退をさせた。素貞さんは「彼女に中共から離脱して悪党の印を消し、新しい人生を手に入れることができて本当に嬉しいです」と言った。

 人々「法輪功についてもっと知りたい」

'图4:美凤等法轮功学员精心把莲花和真相资料包好,既美观又不怕风吹雨淋,方便携带。'

蓮の花と真実の資料を袋に入れ、見た目もきれいで持ち運びにも便利で雨でも濡れないようにと学習者は気を配っている

 美鳳さんは15年以上法輪大法を修煉し、6月20日の朝、彼女と他の学習者8人が一組となり、それぞれ市場の4つの出入り口で人々に真相を伝えた。朝7時半から8時までの30分の間で、400個の蓮の花と真相特集号を配布した。

 ある80歳の年配の女性が、蓮の花に書かれた文字について尋ねると、美鳳さんは彼女に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という、心からの九文字を唱えると伝えると、年配の女性は両手で蓮の花を捧げ、頭を下げて感謝し、何度も跪きそうになり、美鳳さんはすぐに支えていた。後ろで検温を待っている人達も真実の資料を求めた。

 当日午後、美鳳さんは120個の蓮の花と、真実の資料を30分間で全部配り終え、彼女はすぐ家に戻り更に40枚の資料を持って来たがアッという間に配布し終えた。

 ある50代の母親と20代の息子さんが来て、一つの蓮の花を選んだあと、恥ずかしそうに、美鳳さんに「あなたが身に付けている青い蓮の花をもらえませんか。息子にあげたいのです。彼は脳の手術を受けるので、彼の身に付けさせて、平安と健康を神に祈りたいです」と言いました。美鳳さんはすぐに蓮の花を渡し「ぜひ法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を唱えて下さいと伝えた。ずっと黙っていた息子さんが口を開き、お礼を言って、帰って「真・善・忍特集号」を良く読みたい、また煉功場に行って、法輪大法についてもっと知りたいと言った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/24/427337.html)
 
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