日本の衆議院議員 「多くの人が正義のために声を上げることを願う」
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 【明慧日本2021年7月2日】東京の法輪功学習者(以下、学習者)数人が6月25日午前10時、日本の外務省前で「法輪大法は世界に広がる」、「中国での残虐な法輪功弾圧」の横断幕を掲げ、外務省のスタッフや通行人に法輪功迫害の実態に関する資料を配り、日本の外交当局や正義の人々に、22年間にわたる中国での法輪功への迫害を止めさせるために救いの手を差し伸べてほしいと訴えた。

 その中で、大連の学習者・毛嘉萍さんは、6月初めに地元警官に自宅から連行され、現在、大連拘置所で不当に拘禁されている。日本で活動している毛さんの娘、傅偉彤さんは外務省に来て、母は進行性の胃がんで大法を実践して生き返ったが、真実を語ったために中国共産党(以下、中共)から理不尽な迫害を受けており、解放されることを願っている。

 中国を訪問したことのある元外交官の桜田義孝衆議院議員は、傅さんの家族に同情し、中国の学習者が世界の学習者と同じように正常な修煉環境を得られることを心から願い、すぐに「まずは外務省に働きかけて、中共政府に人道的な立場で対応するように伝える」と言った。

'图1:众议院议员樱田义孝(左)和法轮功学员付伟彤(右)见面'

会談する桜田議員(左)と傅偉彤さん(右)

'图2:樱田议员表示非常同情法轮功学员的遭遇,会敦促外务省发声'

桜田議員は学習者に同情し、外務省に発言を促すと述べた

 桜田議員は、「中共の人権迫害は、アメリカでは『ジェノサイド』と認識され、中共は現在、法輪功、ウイグル人、チベット人、香港人などを迫害している。 中共が行っていることは、法治国家である民主主義の国にとって非常に遺憾なことである。日本はアメリカと手を組んで、中国の人権問題を世界に向けて発言し、世界が中共に人権問題に対して圧力をかけられるようにすべきだ」と述べた。

 傅さんによれば、故郷の大連での学習者への迫害は昨年11月からエスカレートしているという。地元の警官が家に入り、何の手続きもなく直接連行し、その後、書面や口頭での通知もなかった。様々な情報源から知った後、傅さんの母親が連行されたのと同じ時期に、学習者ではない家族1人を含む少なくとも29人の学習者が現地で連行された。

 6月24日、傅さんと東京の学習者数人が日本の国会に来て、母親をはじめとする不当拘禁されている学習者とその家族の救出を求めた。傅さんも、正義の国会議員が母を救い出してくれることを切に願っている。

 櫻田議員によると、中国の経済は日本の援助もあってかなり改善されているという。しかし、民主主義と法の支配が行われている国にとって、中共が信仰を厳しく迫害していることは残念なことであり、日本は確実に人権迫害を止めるために声を上げており、国際社会が中共の人権迫害に対して正義の声を上げるように呼びかけた。

 同議員は、「中国の人権問題は非常に深刻です。アメリカ議会が決定したように、国際社会では『ジェノサイド』とみなされています。中国は一党独裁であり、一流の国になるためには、人権問題を解決しなければ、国際社会には認められません。アメリカは人権に厳しいですが、日本もそうです。日本が正義のためにもっと声を上げてくれることを願っています」と述べた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/29/427563.html)
 
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