寧夏の女医に、再度、懲役4年6カ月を宣告
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 【明慧日本2021年7月9日】寧夏回族自治区固原市隆徳県の法輪功学習者・陳淑琴さん(57歳女性)は女医である。陳さんは、懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡され、寧夏回族自治区の女子刑務所に収容された。具体的な開廷日や裁判状況、刑務所に収容された日は不明である。

 陳さんは2020年6月中旬、突然失踪してしまった。その後、陳さんは連行されて留置場に拘禁され、6月22日に隆徳県検察庁から逮捕状が発付されたことを知ることができた。

 陳さんは内科の主治医で、隆徳県病院に勤務していた。法輪功を学んでいる陳さんは、法輪功の恩恵を受けて心身ともに元気になった。同僚や友人、親戚から「良い人だ」と評価されていた。しかし、中国共産党当局が法輪功に対する迫害を開始してから、陳さんは繰り返し迫害を受けた。

2009年12月7日、陳淑琴さんと王慧平さんは倫徳県地南郷警察署の警察官に拉致され、濡れ衣を着せられた。2010年6月、陳さんは隆徳県裁判所に懲役4年の判決を宣告され、同年8月に寧夏の女子刑務所に送り込まれた。寧夏固原市留置場、甘粛省平涼市崆峒山留置場、銀川女子刑務所に拘禁されている間、陳さんはさまざまな拷問を加えられた。そのため、心身ともにダメージを受けた。

 2015年、法輪功迫害を発動した江沢民を告訴した陳さんは、15日間拘留された。2016年7月、陳さんは隆徳県公安局に連行され、1日拘禁された。

 2020年3月7日午後、陳さんは通行人に法輪功が迫害されている事実が掲載サれた資料を渡し、読むようと勧めたが、法輪功への誹謗中傷を信じた通行人に通報された。そして、城関派出所の警官2人は陳さんを連行した。それから、隆徳県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官は陳さんの自宅と勤務先を家宅捜索し、法輪功の書籍、ノートパソコンなどの私物を押収した。

 陳さんは国保の警官に固原市留置場に送られたが、留置場側に入所を断られた。そして、国保の警官は陳さんに「保釈」の手続きをさせた。

 帰宅した陳さんはいつも通り、仕事へ行っていたが、2020年6月中旬に突然、行方不明になった。その後、陳さんは連行されて逮捕令状が発布され、固夏市留置場に拘禁されているということがわかった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/26/427435.html)
 
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