黒龍江省巴彦県の張慶武さんに不当判決
【明慧日本2021年7月9日】黒龍江省巴彦(はげん)県の法輪功学習者・張慶武さん(以下、学習者)は、1年以上にわたって呼蘭刑務所に拘禁されて罪に陥れられ、懲役4年の不当判決を宣告された。
2020年5月21日午後、張さんは法輪功迫害に関する資料を配布するために自転車に乗って近くの農村地帯に行ったところ、真相を知らない人に通報され、巴彦県興隆鎮の公安局の警官に連行され、家宅捜索を受けた。
その夜の12時、張さんは巴彦県の小さな旅館に隔離され、9日後、巴彦県公安局によって巴彦拘置所に移送され、拘禁された。旅館の1日分の宿泊料だとして、400元(約7000円)を強要された。
政治法律委員会の李彦国書記、公安局の劉暢局長、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の于海燕局長が就任して以来、巴彦県の学習者は頻繁に嫌がらせや、不当に連行されている。2017年には、60代と70代の学習者4人が、それぞれ懲役3年、懲役7年、懲役8年、懲役9年の不当判決を受けた。
2019年4月25日、興隆派出所の警官が張さんの家に行き、法輪功の物品を持っているかどうかを尋ね、持っていなければ今回は連行しないといい、次に来た時に、修煉しているかどうかを尋ね、修煉していると言えば連行すると言って嫌がらせをした。張さんは、家族が最も助けを必要としているときに、やむなく放浪生活を強いられた。
情報によると、2020年5月21日に張さんが連行された後、巴彦県政法委員会と公安局は事件に関する会議を開き、真・善・忍の普遍的な価値観に基づいて善行を行っている学習者に嫌がらせをするよう、各管轄の派出所に指示を出したという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)