【明慧日本2021年7月14日】(明慧記者・夏純清)2021年6月中旬、オーストラリアで新たな調査が行われ、それによると市民の60%以上が、オーストラリア政府に、中国共産党(以下、中共)による人権迫害に対して反対するよう求めているという。また回答者の中の62%の市民は、「自らの価値観を保守していくべきだ」と考えていることも明らかにされた。もちろん、オーストラリア市民の意見はメルボルンのダウンタウンにも反映されている。
中共ウイルスが蔓延している期間中、政府からの自粛の要請の解除を受けると直ぐに、メルボルンの法輪功学習者(以下、学習者)たちは、チャイナタウンとメルボルンでの法輪功迫害の実態を伝える活動を再開した。学習者たちは、毎日、人々に迫害停止をするための請願書に署名を呼びかけた。多くの市民は署名をして学習者を支持した。
チャイナタウンのブースで迫害停止の呼びかけに署名するメルボルンの市民 |
定年退職者「中共が人を弾圧するのは過ちです、豪政府は公に非難すべきです」
ジョン・キルヒナーズさん |
公認会計士を定年退職したジョン・キルヒナーズさんは、迫害停止を呼びかける陳情書に署名した後、「私は今年80歳です。母親はロシア人で父親はドイツ人です。自分はソビエトで生まれました。母親の家族は敬虔な正教会の信仰者であるため、ソビエト共産党に酷く迫害され、やむなくドイツに逃げました。9歳の時、家族と一緒にオーストラリアに移民しました。私たちは共産主義から遠く離れることができました。私は共産党の邪悪な本質をはっきりと分かっています。私が生まれた国の共産党がやった全てはよく分かっています。共産主義の国家は、自由なんかないのです。今日、私がここで署名する訳は、中共は中国人に酷いことをしているからです」と言った。
会社社長、「子孫のために、より多くの人たちに法輪功迫害の真実を伝える拠点が重要です」
メルボルンのブラッドスターさん |
ブラッド・スターさんは、メルボルンで30年以上経営しているある企業の社長である。チャイナタウンで署名した後、「中共は中国人への全ての迫害、海外への侵入は全て止めるべきです。私たちは次の世代を守るのためには、このようなことがこれ以上起こらないようにするべきです」と言った。
スターさんは、個人的なソーシャルメディアで法輪功をシェアしたと言った。離れる前に、チラシを多く手にして「社員達に見てもらいたい」と言い、学習者たちに「全てが順調に進展するように願っています」と言った。
法輪功はコミュニティーの人々を手伝っている
ジェーンタッセルさん「法輪功学習者の勇気に感服しています」 |
ジェーンタッセルさんは今年67歳で、介護施設で働いている。彼女は「私は何年も前から、ずっと法輪功の情報に注目しています。中共による、人権への迫害はますます酷くなっていると思います。中共が、チベット、香港、新疆などの人たちに何をしているかは見ればすぐに分かることです。中国と香港に行ったことがありますが、とても酷い状況でした」と話した。
郊外から来たという中学生のアーロンさんと、ジェリケスさんが署名した後、ジェリケスさんは「法輪功に注目している母は、持ち帰った法輪功のチラシと新聞をいつも直ぐ読んでいます」と言った。