陝西省岐山県の法輪功学習者4人を刑務所に移送
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 【明慧日本2021年7月23日】陝西省岐山(きざん)県の法輪功学習者・沈紅奇さん、徐明侠さん、焦炳南さん、劉紅書さんは、7月14日に楊凌刑務所に移送され、引き続き拘禁された。沈さんは懲役7年、徐さんは懲役4年、焦さんは懲役3年の実刑判決を言い渡された。劉さんの判決情報は調査中である。

 2019年7月10日、岐山県桃源聚に集まって学法していた法輪功学習者(以下、学習者)十数人が、現地の公安警察に連行され、その後、家宅捜索を受けた。徐さんが家宅捜索を受けた時に、自宅の窓ガラスが壊され、ドアは暴力的に開けられたため、壁も強い衝撃を受け裂け目ができた。

 沈紅奇さんは2019年7月22日、自営業の家電修理店に押し入ってきた警官らに連行され、その後、住宅も家宅捜索を受け、多くの個人財産を押収された。沈さんはホテルに拘束され、4日間鉄製の椅子に縛り付けられ、自白を強要された。その後、県留置場に収容された。

酷刑演示:铁椅子

拷問のイメージ図:鉄製の椅子に縛り付けられる

 2020年9月27日、劉紅書さんが畑の仕事を終えて家に戻って休憩していた時、押し入ってきた県610弁公室の人員らに連行され、多くの資料も押収された。劉さんは留置場に収容された。

 2020年8月18日、岐山県裁判所は沈さん、徐さん、焦さんなど9人の学習者に対して裁判を開廷した。沈さん、徐さん家族は北京の弁護士に依頼して弁護し、そして当日法律書類を提出した。焦さんは弁護士に依頼せず、自己弁護をした。他の6人は中共当局が指名した弁護士に弁護してもらった。

 同年11月30日、裁判結果が下された。沈さんは懲役7年、罰金1万4千元(約23万9000円)を科された。徐さんは懲役4年、罰金8千元(約14万円)を科された。焦さんは懲役3年、罰金6千元(約10万円)を科された。他の学習者たちの裁判結果は下記である。

 李会さん 懲役2年6カ月、 猶予3年6カ月、 罰金5千元(約8万5000円)

 王瑞芹さん 懲役2年、 猶予2年6カ月、 罰金4千元(約6万8000円)

 曹彔侠さん 懲役1年9カ月、 猶予2年6カ月、 罰金4千元

 邵啓虎さん 懲役1年6カ月、 猶予2年6カ月、 罰金4千元

 王亜蘭さん 懲役1年5カ月、 猶予2年、 罰金3千元(約5万1000円)

 王会会さん 懲役1年、 猶予2年、 罰金2千元(約3万4000円)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/12/428061.html)
 
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