湖北省610弁公室の警官らが多くの学習者に嫌がらせ
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 【明慧日本2021年7月30日】湖北省荊州市公安県610弁公室の警官らは、2021年6、7月に、各地派出所の警官らと共に法輪功学習者(以下、学習者)の自宅を訪れ、嫌がらせをした。学習者たちは知恵を持って警官らに応対した。一方、家族も警官の嫌がらせに反対した。

 盧業挙さんが穏やかに警官に応対

 盧業挙さん(60代)は、県の労働組合に勤務しており、1996年に法輪功を学び始めた。ここ数年来、盧さんは真・善・忍を堅持しているとして何度も連行され、労働教養を強いられ、拘禁されるなどの迫害を受けた。

 6月30日の午後6時を過ぎた頃、ドウ湖堤鎮派出所の男性警官2人と女性警官1人が盧さん家を訪れ、盧さんに「あちこち歩き回ってはだめ」と警告した。盧さんは怒らず、緊張せず、穏やかに応対した。盧さんの穏やかな態度に対して、警官らは最初に驚いたが、盧さんの話の意味がわかった後、立ち去った。

 許翠娥さん「真・善・忍は素晴らしいを覚えてください」

 許さん(66歳女性)は、化肥製造会社を定年退職した元職員だった。6月30日午後8時、警官3人が許さん家のドアを叩いた。許さんはドアを開けたが、警官らは室内に入らず、入り口に立っていて「煉功するなら家でやって、外で宣伝してはだめだ」と言った。許さんは「私たちは宣伝するわけではなく、真相を伝えるのです」と応えた。

 警官らはまた二言三言を言った後、立ち去った。許さんは警官らの後を追って「真・善・忍は素晴らしいを覚えてください。そうすれば、災難がやってきたら、救われます」と言った。すると警官は3人とも「はい」と返事をしたという。

 ドン詩君さんの高齢の母親が嫌がらせを受けた

 ドン詩君さんは婦人児童病院に勤務している。目撃者によると、6月30日夜9時過ぎ、何人かがドンさん家のドアを叩いて、留守だと判断した後立ち去ったという。

 7月22日午前、男性2人と女性1人がドンさんの同僚だと自称して、品物を持ってドンさんの90歳近くの母親宅を訪れた。3人がひとしきりドアを叩いた後、睡眠中だった母親はドアの音で起こされ、ドアを開けた。

 3人は室内に入ると、すぐにドンさんの母親にサインを求めた。「サインしてもらえないと、娘に会いに行く。そうしたら、娘の仕事に不利益だ」と言った。

 「どこの部署からの指令ですか」とドンさんの母親は詰問した。「全国的な行動です。外国では煉功できるが、中国ではだめだ」と3人は答えた。

 嫌がらせを受けた趙春香さん夫妻は抗議した

 藕池鎮に在住の法輪功学習者・趙さん(70代女性)は、2021年5月、現地派出所と住宅地域の共産党組織の人員らは趙さんの家を訪れ、法輪功の修煉を放棄するように求めた。趙さんは慈悲心を持って彼らに真相を伝えた。それから、警官らは趙さん宅は訪れなかったが、趙さんの夫の店を何度も訪れた。「奥さんにサインを説得してもらってほしい」と求めたが、夫に拒否された。

 馬朝斌さん夫妻も嫌がらせを受けた

 ジャ竹園鎮に在住の馬さん夫妻は、6月中旬、政府機関関係者と自称する4人が馬さん家を訪れた。中の1人が「政法部署で何年間か勤務していた」と話し、馬さん夫妻に修煉を放棄するように求めたが、拒否された。

 張家桂さん、厳光玉さんの子供たち「両親は修煉を放棄しません」

 南平鎮に在住の張家桂さんと厳光玉さんも7月、2人の子供たちに「母親に法輪功を放棄させるように説得してくれ」という電話を受けた。張さんと厳さんの子供達は「両親は修煉を放棄しません」と答えたという。

 ほかの嫌がらせ事件はまだ確認中。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/25/428653.html)
 
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