真相を伝えたとして、曹淑蓮さんに懲役7年の不当判決
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 【明慧日本2021年8月6日】吉林省通化市の法輪功学習者・曹淑蓮さん(59歳)は、2020年7月2日、朝市で法輪功迫害の実態が印刷された資料を配布したとして、東昌区公安支局老駅派出所の警官に連行されて家宅捜索を受け、懲役7年の実刑判決を下された。2021年4月29日、曹さんは吉林省女子刑務所に拘禁された。

 曹さんは2011年に法輪功を学び始めた。修煉する前の曹さんは、身体の調子が悪くて多くの病気を患っていたが、法輪功を学んだ後、すべての病気が消えた。曹さんは法輪大法の素晴らしさを人々に伝えたとして3回にわたって連行され、2回判決を下された。

 2015年1月17日、曹さんは白山市で法輪功の資料を配布したとして、中国共産党の虚言に騙された人に通報され、現地派出所の警官に連行され、その後、15日間拘束された。

 2015年11月25日、曹さんともう1人の学習者と共に法輪功のカレンダを無料配布していた際、現地の警官に連行され、その後、懲役3年、執行猶予5年の判決を下された。

 2016年12月、曹さんは留置場から解放されて帰宅したが、それ以来、家族と共に監視と嫌がらせを受け続けている。

 2020年7月2日、曹さんはまた、法輪功迫害の実態が印刷された資料を配布したとして再度連行され、家宅捜索を受けた。法輪功の書籍、パソコン、携帯電話及び現金3600元(約6万1000円)を押収された。その後、家族はまた1600元(約2万7000円)を警官に取られ、曹さんは拘束された。

 通化市司法局は、曹さんの弁護をすることを禁止するという通知を各弁護士に知らせた。このため、曹さん家族は外地の弁護士に依頼せざるを得なかった。しかし、弁護士は曹さんと面会することを当局に何度も妨害され、結局面会できなくなった。

 2020年12月8日、曹さんは柳河県裁判所で裁判が開廷され、懲役7年の実刑判決を下された。曹さんは控訴したが、原審のまま罪を着せられた。2021年4月29日、曹さんは吉林省女子刑務所に移送され、現在、まだ弁護士に面会できないでいる。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/2/429027.html)
 
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