刑務所に拘禁中の何鏡如さん 悲惨な迫害を受ける
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 【明慧日本2021年8月8日】広東省恵東県の法輪功学習者・何鏡如さん(64歳男性)は2017年4月、「法輪大法好」、「真・善・忍好」のスローガンを書いたとして現地の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関、以下、国保)の警官らに連行された。2018年3月に懲役5年の実刑判決を下され、北江刑務所に拘禁され、そこで残酷な迫害を受けた。

 何さんは法輪功の修煉を放棄しないとして、北江刑務所で気絶させられるほどの拷問を受け、何度も残酷に迫害された。2020年末、刑務官は受刑者に指示して、何さんの両手を背中に回して手錠をかけ、1カ月間そのままの状態にした。そのため、何さんは障害者となり、自立生活ができなくなった。

酷刑示意图:背铐

拷問のイメージ図:両手を背中に回して手錠をかける

 北江刑務所で法輪功学習者(以下、学習者)を迫害する手段は、まず、法輪功を放棄する「三書」を書かせる。次に、仏教を習うように、仏教書籍の閲覧、仏教理論の学習、仏教の呪文を念じるように強要する。仏教の学習を拒否する学習者は様々な拷問を受ける。

 何さんは広東恵東県の人で、園芸職人であり、かつてはバスケットボールの選手だった。1998年、何さんは法輪功の修煉を始め、それから心身ともに健康になり、様々な病気が消えた。

 何さんは何度も労働教養や実刑判決を下された。2000年1月、労働教養5年を強いられた。2004年、労働教養所を出たばかりの何さんは再度、懲役5年の実刑判決を下された。刑務所で悲惨に迫害されて2009年に出所したとき、何さんは両足を負傷して、歩行できなくなった。2010年1月、何さんはまた懲役5年の実刑判決を下され、刑務所で毒薬を飲まされたため、両腕の筋肉が深刻に縮んだ。

酷刑演示:多根电棍电击

拷問のイメージ図:多数のスタンガンで電撃を与える

 2017年4月4日、何さんは外で「法輪大法好」、「真・善・忍好」という文字を書いていた際、誰かに通報されて連行された。2018年3月、何さんは懲役5年、罰金1万元(約17万円)を科された。現在、北江刑務所で気絶させらるなどの残酷な迫害を、繰り返し受けているという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/5/429154.html)
 
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