【明慧日本2021年8月14日】自宅から連行された大連市の法輪功学習者・劉暁紅さん(52歳女性)は2021年6月初旬、大連市甘井子区裁判所に懲役7年の実刑判決を言い渡された。
劉さんは大連市第四人民病院の看護師
2021年6月、劉さんは大連市甘井子区裁判所に懲役7年の実刑判決を言い渡された。大連市中級裁判所に控訴したが、原審のまま罪を着せられた。
劉さんは、法律違法をしたのですか? いや、違法などはしていない。誰かに危害を与えたのか? 誰にも危害を与えていない。どうして有罪になったのか? 強力な政府なのに、法を守る非武装の市民に対してフーリガンを演じ、老人、弱者、女性、子供に手を出している! 正義感のある方々、善良な人々よ、関心を寄せてください。
労働教養所で地獄の迫害を受けた
2008年4月30日、劉さんは住宅区で中華伝統文化を広める神韻公演のDVDを配布していた際、誰かに通報されて警官らに連行された。その後、労働教養1年を強いられ、馬三家労働教養所に拘禁された。そこで奴隷のような労働を強要された。朝7時に作業開始、午後6時に作業終了、夜10時か11時まで残業することも日常茶飯事で、しかも翌日の作業開始も変わらず7時のままだった。作業量は、毎日、増え続け、毎日、身体の限界まで体力を使い果たした。土日も休めず作業を強要された。刑務官は常に警棒を手に持って現場を巡回しており、気に入らない人を見たら、罵倒したり、警棒で叩いたりする。作業時間中は頭を上げてはいけないし、最初から最後まで頭をずっと下げて作業をしなければならなかった。お祭り用品の製造は常にのりで接着する必要がある。使用するのりは毒性のある場合が多いため、締め切った現場では、労働者たちが常に咳をしたり、涙を流したり、息苦しがっていた。一日の作業が終わった後、監室に戻っても休憩や自由行動はできず、プラスチック製の小さい椅子に座り、法輪功を誹謗中傷する映像を見なければならなかった。学習者同士で話をしてはならず、顔洗い、歯磨きも禁止された。トイレに行く場合、監視役の受刑者がついてないといけなかった。
ある日、劉さんは労働教養所の行動ルールの暗誦をしなかったとして、拷問室に引きずり込まれた。そこで、両足の膝が曲がらないように、それぞれ1本の棒を膝の後ろに縄で縛られ、頭は二段ベットの上下の間に置かれると、両手を上のベッドの両側に縛り付けられた。上半身の体重が両手にかかり激しい痛みが襲った。腰が伸ばせないまま2時間放置され、降ろされたときには足の感覚がなくなっていた。
遼寧省は全国で法輪功迫害が最も悲惨なところの一つである。22年来、大連では10数万人の学習者が迫害を受け、何万人もの学習者が尋問や罰金、拘留や洗脳、拘禁された。調べることができた情報によれば、大連市では少なくとも147人が迫害されて死亡し、何千人もの人が拘禁され、827人が労働教養、371人が実刑判決を受け、ひいては多くの学習者が臓器狩りの対象となった。中国共産党の迫害で、数えきれないほどの家庭が崩壊した。