村の書記が大法の素晴らしさを実感し 学習者になる
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年8月15日】私は兵役後、村人たちの推薦で中国共産党(以下、中共)の村の書記になりました。村の仕事をしていると、気性が荒くなり、プライドが高く、自分が正しいと思っていることが原因で、体調を崩してしまいました。胃炎、食道裂孔ヘルニア、ヘルニアなど、さまざまな症状が出ました。各地で治療を受けましたが、なかなか治りませんでした。

 妻も健康を害していました。30年近く病気を患い、何もできずにベッドの上で過ごす日々が続いていました。1998年、私たちの村に法輪功を教えに来た人たちがいました。妻はその講演会に参加し、なんと病気が完治してしまったのです。また、重度の脊椎異常(後弯症)を持つ村の男性が、この修煉を学んだ後、まっすぐに歩けるようになりました。

 これらの奇跡に触発されて、100人以上の村人が大法を学び始めました。これらの法輪功学習者(以下、学習者)は、道徳が向上し、良い人になり、その良い影響は村全体に広がっていきました。この時期、私は喧嘩や家庭内の争いが大幅に減少したことを確認しました。

 しかし、1999年7月、政府本部から命令が下され、中国で法輪功が禁止されました。私たちの村の多くの学習者は、政府への陳情のために北京を訪れました。その中には、私の妻や弟の妻も含まれていました。みんな連行され、弟の妻は収容所に入れられました。610弁公室が「再教育班」(洗脳班)を行うことを発表したとき、法輪功を学習している村民の名前を教えてほしいと言われました。「この人たちは何の罪を犯したのだろう」と最初は戸惑ったことを覚えています。しかし、私は政府職員として、中共の指示に忠実に従わなければなりませんでした。私が610弁公室に提出した重要な学習者のリストには、私の妻と弟の妻の名前も含まれていました。彼らを連行するために当局に協力したこともあります。

 しかし、妻を「610弁公室」の洗脳班に送り出した後、私は何かがおかしいと感じました。その夜、私はベッドに横になって考えました。なぜ学習者はこの決定を受け入れないのか? なぜ修煉者はこの決定を受け入れず、修煉を続けようとするのだろうか? と考えました。私は『轉法輪』の内容を自分の目で確かめようと思いました。

 私はベッドから出て、妻が持っていた『轉法輪』を隠し場所から取り出して、しばらく読んだ後、電気を消して目を閉じ、眠る準備をしました。驚いたことに、私の家の周りに大小さまざまな色の光の輪が無数に回転しながら輝いているのを見ました。こんなに不思議なものは見たことがありませんでした。電気をつけるとすぐに消えてしまいましたが、電気を消すとまた現れました。後日、妻が「それは法輪よ」と説明してくれました。

 この出会いにより、私は法輪功が非凡な修煉であることを確信しました。私は、法輪功の本を読む時間を増やしました。その本には、他人を思いやり、争いを起こさず、「真・善・忍」の原則に従って生活する方法が書かれていました。法輪功は、共産党の誹謗中傷とは真逆のものでした。

 気づかないうちに、私のさまざまな持病が消えていました。この時初めて、中共が豊富な資源を持っているにもかかわらず、学習者の心を変えることに成功していない理由がよくわかりました。法輪功は本当に素晴らしい修煉法です。日常生活で「真・善・忍」を実践する限り、完全な健康を得ることができます。

 私は、村の会議のたびに批判の的になっていました。役人たちは、村にいる多くの学習者に対する私の緩い取締りを批判しました。しかし、私は自分自身で真実を見たので、従うことに非常に抵抗がありました。2000年、私は村委員会の書記を辞め、妻と一緒に法輪功の修煉に専念することにしました。

 時折、村の学習者が私の家に集まり、法を学び、体験談を分かち合います。また、私たち家族は様々な法輪功迫害の実態を伝える活動に参加しています。

 学習者が受けた厳しい法律と凶悪な刑罰を知っていながら、私たち夫婦は、自分たちの健康と家族の幸せのために、大法を修煉することを決意しました。今日まで、私たちは健康で忠実な大法修煉者であり続けています。

 家族の誰かが大法を修煉していれば、家族全員が恩恵を受けることができることも事実です。幼い孫には、家の壁に貼ってある「真・善・忍」と「法輪大法は素晴らしい」という言葉を認識するように教えました。孫はまだ言葉を話せませんでしたが、私たちが「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」(心からの九文字)という言葉を口にすると、孫は心からの九文字のある方向に頭を向けます。

 ある日、私たちが山菜を採っていると、3歳の孫が突然地面に倒れました。慌てて病院に行き、県や市、省の病院の専門家に相談しても、原因がわかりません。私たちは何日もかけて専門家の間を行き来しましたが、効果はありませんでした。結局、私たちは医療機関への信頼を失い、孫を家に連れて帰ることにしました。私は幼い孫をベッドに寝かせ、家族にこう言いました。他に方法はありません、全てを師父に委ねよう! その言葉を口にした途端、幼い孫は立ち上がり、嬉しそうに手を叩き始めたのです。私たちは驚きのあまり言葉を失いました。

 中共は確かに自分たちの手に負えないことに手を出しています。神聖な修煉方法を実践する人々を迫害することは、必ず報いを受けることになります。このような政府関係者が大法の素晴らしさを認識し、中共組織から脱退して、自分と家族の安全を確保することを願っています。私たち家族は、師の無限の慈悲に感謝しています。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/1/7/398662.html)
 
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