遼寧省撫順市の学習者3人に懲役3年の不当判決
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 【明慧日本2021年8月20日】(遼寧省=明慧記者)遼寧省撫順(ぶじゅん)市望花区の法輪功学習者・于桂蘭さん(以下、学習者)は、2021年4月27日、不当に裁判を開廷され、懲役3年の実刑判決を言い渡された。東洲の学習者・王紅香さんは、2020年9月15日に連行され、家族は最近、王さんが懲役3年を下されたことを知った。望花区の学習者・趙景蘭さんは、2020年7月1日に連行され、懲役3年の実刑判決を宣告された。

 3人は現在、撫順市留置場に拘禁されている。

 2020年4月2日、于さん(82歳女性)は撫順市順城区で「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じれば、中共ウイルス(武漢肺炎)から免れる秘訣を教えていた際、真相を知らない人に通報され、順城区葛布派出所の警官に連行された。

 同日午後3時ごろ、警官は于さんの自宅を家宅捜索し、法輪功書籍40数冊、法輪功創始者の写真、お守り30個などの私物を差し押さえた。警官は午後10時ごろ、于さんを解放した。

 2020年9月20日、于さんは撫順経済開発区李石経済区に法輪功迫害の実態が書かれた資料を配った際、望花雷鋒派出所の警官に尾行され、望花雷鋒派出所まで連行された。警官はまた于さんの自宅から法輪功の真実が書かれた張り紙を押収した。

 2021年1月28日朝、望花雷鋒派出所の警官2人は、于さんの家へ行き、于さんに望花裁判所に行くよう促した。于さんが裁判所へ行くと、裁判所の職員は望花検察庁による于さんへの起訴状を手渡した。

 2021年4月27日、于さんは望花区裁判所第一法廷で裁判にかけられた。裁判長は江佳である。于さんは懲役3年の実刑判決を言い渡され、留置場に拘禁された。

 于さんを迫害した首謀者は、撫順市望花公安支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関、以下、国保)の隊長である屠剛(40代)。于さんが起訴状を受け取った一週間前、屠剛も于さんの家に行き、于さんに裁判所に行くよう促した。

 撫順市東洲区の学習者・王さん(80歳女性)達4人は、2020年9月15日午前、東洲区の市場で竜鳳派出所の警官に連行された。4人の自宅は家宅捜索された。家族は最近、王さんが東洲裁判所に懲役3年の実刑判決を秘密裏に下され、撫順市留置場に拘禁されていることを知らされた。

 趙さん(70歳女性)は、2020年7月1日、市場で人々に真相を伝えたとして、国保と古城子派出所の警官に連行された。家族は2021年6月、趙さんが望花区裁判所に懲役3年の実刑判決を秘密裏に下され、撫順市留置場に拘禁されていることを知らされた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/15/429591.html)
 
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