深圳の法輪功学習者2人に不当判決
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 【明慧日本2021年8月21日】最近、深圳の法輪功学習者・羅瑞鏡さん(84歳)と、李春先さん(59歳)が、深圳の塩田区裁判所にそれぞれ懲役1年6カ月、懲役1年の実刑判決を下され、控訴したが、深圳高等裁判所は不当に原審維持を宣告した。

 羅瑞鏡さん(1937年生まれの男性)は、大学を卒業し、深圳市羅湖区に住んでいた。2020年3月29日、羅さんは福田区浜河新村まで行き、無料で人々に法輪功の資料を配布した。浜河新村の不動産管理者に告発され、4月1日南園派出所と福田公安支局の警官に連行された。

 羅さんは、塩田区裁判所により不当に懲役1年6カ月の実刑判決を下され、5000元(約8万4000円)の罰金を科された。羅さんは、不当な判決を不服として、控訴した。2021年1月15日、深圳高等裁判所は原判決を維持した。

 李春先さん(1962年7月生まれの女性)は、湖北省浠水県に籍を置き、2016年に法輪功を学び始めた。2020年5月17日夜、李さんは深圳市龍崗区の吉華街道大靚花園で3枚の法輪功のチラシを貼ったところ、社区のグリッド担当者に告発された。5月21日、李さんは水径派出所と龍崗公安支局の警官に連行され、6月23日には龍崗区裁判所に不当に逮捕状を発付された。2021年4月1日、李さんは塩田区裁判所に不当に懲役1年の実刑判決を下され、3000元(約5万円)の罰金を科された。

 2021年4月1日、深圳市の法輪功学習者・謝万猛さんは、懲役3年6カ月の判決を下され、5000元の罰金を科された。謝万猛さんと他の2人の学習者(呉鋭さん、李瑞華さん)は、2020年10月29日、不当に裁判を開廷され、裁判は3時間近くに及んだ。深圳市の学習者・南民民さん(女性)は、2021年3月25日、不当に裁判を開廷されたが、情況は不明である。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/5/427748.html)
 
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