【明慧日本2021年8月22日】カナダの法輪功 学習者達(以下、学習者)は8月7日、ケベック州南部にあるサン・ジャン・シュル・リシュリュー市でイベントを開催した。学習者たちは天国楽団の演奏、カーパレード、功法の実演などを通じて、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害の実態を人々に伝えた。人々は、迫害停止を呼びかける陳情書に署名し、真実を広めたいと述べ、学習者達が「人々を目覚めさせている」と話す人もいた。
迫害の実態を人々に伝える法輪功学習者 |
「このすべてを伝えてくれてありがとう」
モントリオールから来た夫婦のジーン・ガイさんと、ガゼルさんは学習者に「今日、私たちはとても大事なことを理解することができました。あなた達は素晴らしい事をやっています。このすべてを伝えてくれてありがとう」と言った。
モントリオールから来たジーン・ガイさん(左)とガゼルさん(右) |
妻のガゼルさんは「中共は全世界にとって脅威です。『生体臓器狩り』はとても恐ろしいことです。中共が犯した悪行を明らかにすることはとても大事です」と言った。さらに、彼女は座禅している学習者を見ながら「ほら、学習者達は落ち着いた顔をしているでしょう。このような落ち着きは誰もが必要なものでしょう」と言った。
ジーンさんは「この真相はニュースでは見られません。本当に素晴らしい事をやっていると思います。全世界に知らせてくれて感謝します」と言った。
2人は離れる前に、真相を伝えることを手伝うと何度も言った。「私たちは他の人に伝えます、必ずです」
小学校で働くルーシーさんは学習者たちが座禅している姿に惹きつけられたという。彼女は「和やかな雰囲気で、本当に素晴らしいと感じました」と言い、その後、彼女は煉功場の場所を聞き、参加したいと言った。
中国発祥の法輪功が中共に迫害されていると聞いた彼女は「非常に恐怖です。私たちは中国にいる学習者を励ましたり、手伝う事を通してこの迫害を制止したいと思います。支援をしていきたいと思います。人々は修煉の自由を持っており、特にこのような心身ともに健康になる功法の修煉は自由であるべきです」と言った。
「カナダ政府は行動すべき」
中国における迫害について説明を聞くデュベさん |
地元市民のデュベさんは中共の法輪功への迫害は非常に卑劣な事だと言った。そして、迫害を非難する決議を可決するよう市議会に求める陳情書に署名した。
陳情書に署名するミヴィルさんとバージニーさん |
地元市民のミヴィルさんとバージニーさんは、学習者が中国における迫害について教えてくれたことを本当に感謝していると言い、2人とも迫害停止の呼びかけ陳情書に署名した。バージニーさんは、署名する人が増えればカナダ政府は行動を起こし、中共に圧力を加えるべきだと言った。
ウクライナからの永住者「共産主義独裁政権にNO」
ウクライナから来たナディアさん |
ウクライナ出身のナディアさんは、共産主義国で生まれ、人の考え方まで支配する共産党が嫌いだと話す。共産党は時々人々にいくらかの利益を与えますが、それは、魂を買うという犠牲を伴うと強調した。
「共産主義の独裁体制下で、人々は洗脳され、自由のないシステムの中で生活しており、彼らに従うことしかできません。思想においては個性を潰され、他の人と同様でなければなりません。従わなければ殺される可能性があり、彼らは無償教育や、無償医療を提供するかもしれませんが、その代償として精神的な自由を失わなければなりません」と言った。
また、彼女は人々が学習者のように共産主義独裁政権に「NO」と言うべきだと呼びかけた。さらに「人々が正義のために団結すれば、我々はきっと勝利するでしょう」と言った。
カーパレードが出発する前に、パネルを設置していたとき、ある男性が来て、車と記念写真を撮れるかと聞いた。彼は中共の西洋世界への浸透に関してずっと注目している。中共が法輪功を迫害している事を知ったが、メディアがこれについて報道したことはめったにないと述べた。さらに、多くの人は中共が世界の脅威となっている事を意識していないと強調した。彼は「このイベントはとても有意義です。学習者達は人々を目覚めさせています」と語った。