同修の穏やかな注意で私の手はもう倒れない
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年8月28日】私は1997年に修煉を始めて間もない頃、師父の説法ビデオを見ました。4、5日後には自分の世界観が一変しました。歩くときクレーンで持ち上げられたかのように体が軽くなり、階段を上るとき、後ろから誰かに押されたような気がして、振り返っても後ろには誰もおらず、いろんな不思議な変化が多くなりました。

 大法を得てから、心身ともに清らかになり、道徳も高まり、身体も健康で、気分が良く、毎日充実した幸せな生活を送っています。私は、いつの時代にもない正法に出会ったこと、この世で最も偉大な師父に出会ったと、言葉にならないほど感謝しています。

 1999年7月20日、江沢民が率いる中国共産党(以下、中共)は、法輪功を無差別かつ残忍に迫害し始め、1億人もの善良な人々を政府の反対側に追いやりました。何千万人もの修煉者が監視され、追われて、不法な拘束、洗脳、家宅捜査、嫌がらせを受け、脅迫、連行、監禁、労働教養などの判決を受け、精神病院や刑務所で拷問され、生きたまま臓器を摘出されるなどの厳しい迫害を受けました。どれだけ多くの家族が離れ離れになり、家庭が壊れてしまったでしょうか。私もその一人でした。

 法輪大法の真実を伝え、実証するために、私は市政府に陳情に行き、北京にも陳情に行きましたが、4回も拘置所に連行され、2回も洗脳班に監禁されて迫害を受けました。度重なる連行や迫害による精神的ショックや心理的な重圧に耐えられなくなった夫から別れを切り出され、それ以来、私は家族を失ってしまいました。

 2001年の冬、資料拠点の人手が不足していたため、より多くの人に大法の実態を理解してもらい、衆生を救うために、私は資料拠点に行って資料を印刷することにしました。長い間、いろいろなことをしていて、学法が追いつかないため、悪に利用され、2002年9月に連行された後、不当にも13年の刑を受けました。いろんな苦難を嘗め尽くした後、2015年9月に懲役の期間が満了しました。家に帰ると、ちょうど江沢民告訴の大潮流に間に合い、すぐにその中に溶け込みました。

 私たちは、三つのことをちゃんとやらなければならないことを知っていますが、発正念はその一つです。しかし、私は長い間、学法や煉功についていけなかったため、静功や発正念のとき、いつも眠くなり、掌が倒れてしまい、どんなに努力しても、この状態がいつも続き、周りの多くの同修が優しく助けてくれましたが、なかなか突破できませんでした。とても悩んで、自己嫌悪に陥って、どうしようもなく、同修からの重なる指摘が自分の面子を保つために直面したくない重荷になったのです。発正念の際に掌が倒れることで、同修に会いたくなく、グループ学法に行くことさえ負担になりました。

 10日前、偶然とはいえ、かつての知人である同修のAさんと再会しました。友人の熱心な協力のおかげで、私は仕事を得て、2人はパートナーになったのです。

Aさんと一緒に煉功しているとき、とても強いエネルギー場を感じました。静功と発正念が終わったとき、同修から「あなたは坐禅しているときに体が前に傾いていた」、「発正念をしているときに手が倒れていたよ」と言われました。同修の声はとても柔らかく穏やかで、非難することもなく、まるで澄んだ甘い泉が私の心に流れ込んでくるようで、その時私は心がとても温かくなりました。私は驚いて「自分の坐禅はこんな様子だったとは知らなかったのです。もう一度やり直します」と言いました。同修が「もう遅いから、眠くないの?」と聞かれ、私はしっかりと「眠くないです、この間違った状態を正さなければなりません」と答えました。そこで私は、自分の主意識を強く集中し、再び静功をしました。

 ある時、同修と一緒に夜12時の発正念をしていると、同修がこう言いました。「師父に言われたとおり、坐禅するときは体をまっすぐにすべきです。背筋を伸ばし、首をまっすぐして、主意識を明白に保たないと、正念がうまく発せず、機能が動かず、本体も転化しないのです」という声は相変わらず、とても柔らかく穏やかです。彼女の言葉を聞いて、背筋と首をまっすぐすることが師父の要求であることに突然わかってきました。師父から与えられていた気機に沿うべきです。私の心は震撼しました。

 11時55分に自己を清め、12時に発正念をします。師父が要求された「背筋と首が伸びた状態」を目指して、思いっきり体を伸ばしました。すぐに、主元神が意識したことを感じ、発正念をするときすぐ入定できました。まるで自分が山のように、どんな力にも少しも揺るがないと感じると同時に、自分の体がとてつもなく巨大に感じ、天地の間に立ち、師父が私のそばにいて、弟子のために加持してくださることを感じていました。師父の大いなる慈悲ととてつもないエネルギーに包まれ、感謝の涙がゆっくりと流れました。初めて、発正念の美しさ、山を割るような力強さ、そして神聖さを感じました。このようにして、悪を取り除き、衆生を救うという大法弟子の能力を発揮することができ、大法弟子としての責任を負うことができるということをやっと理解しました。

 翌朝、無意識に鏡に映った自分の姿を見て、びっくりしました。どうして自分の顔が白くなり、輝いているのでしょう? 大法は本当に不思議です。大法の要求に達したとき、大法の超自然な奇跡を見ることができます。

 次の日、Bさんに会うと、「どうしてそんなに元気になったの? 顔色が明るくなり、スッキリしたね」と言われました。事情を話すと、彼女も喜んでくれました。

 今日、Aさんと再会して、彼女からは「あなたの手が倒れたのを見て、私は責めたり、不満を言ったりするのではなく、発正念をして、あなたの空間場にある、あなたを邪魔するすべての邪悪な存在や要素を取り除きました。同修が困難にあったときは、その人を助けて一緒に改善して、共に向上しなければなりません」と話してくれました。彼女の声は相変わらず穏やかで、温かい気持ちにさせてくれました。

 私は師父のある一節の説法を思い出しました。師父は「修煉者は決して、叱責されることによって良くなるのではなく、師父である私の批評によって良くなったり、皆さんが互いに批評叱責しあうことによって良くなったりするものでもありません。皆さんが自分で自身を修めることによって、良くなるのです。師父が今日、ここまで法を説いたから、皆さんは今から、このことを重視すべきです」[1]と説きました。

 私は自分自身の手が倒れることを直しましたが、私の周りにはまだそういう同修がいることを知っています。Aさんが私を助けてくれたように、私も慈悲心を持って他の同修を助けたいと思います。我々がお互いに正して、全体的に向上しましょう。

 最後に、師父の『洪吟』を振りましょう。

 「法に溶け込む」

 佛光は普く照らし
 礼儀は圓明となる
 共に精進し
 前程に光明たり

 師父に心から感謝します。 助けてくれた同修に感謝します。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『ロサンゼルス市法会での説法』
 [2] 李洪志師父の詩:『洪吟』「法に溶け込む」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/7/428231.html)
 
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