広州市の張春河さん、洗脳拒否で不当拘禁
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 【明慧日本2021年8月29日】(広東省=明慧記者)広州市増城区の法輪功学習者・張春河さんは「ゼロ行動」の強制洗脳を拒否したため、2021年4月10日、増城区公安支局と西園派出所の警官に連行されて増城区留置場に拘束され、8月に海珠区検察庁に移送された。情報筋によると、張さんは最近低血糖症が発症し、危篤状態に陥ったという。

'张春河'

張春河さん

 広州市増城区荔城街道に在住の張さん(62歳女性)は、大卒、中級会計士であり、広州市増城物協会社の元財務課長および会計士だった。張さんは1994年に法輪功を学び始め、心身ともに大きく変わり「真・善・忍」の教えに基づいて自分を厳しく律し、他人のために考え、家族、友達、同僚に良い人だと言われていた。

 中国共産党(以下、中共)による法輪功への22年間の迫害のなかで、張さんは何回も嫌がらせを受け、5回連行され、戒毒所(麻薬中毒回復所)で6カ月以上洗脳を強いられ、労働教養1年、懲役3年を下された。夫は圧力に耐えきれずに張さんと離婚した。

 2020年10月から、中共は「ゼロ行動」を行い始め、荔城街道の社会治安総合管理委員会・黄傑純、居民委員会書記・劉智、長寿寺住職の悟真法師らは共謀して、張さんに、2カ月にわたり強制洗脳の迫害を行った。張さんは大法を堅持して修煉し「法輪功は中国で合法的であり、迫害の加担者は最後に法律の裁きを必ず受ける」と、彼らに伝えた。

 洗脳に失敗したため、彼らは怒り、張さんの法輪功宣伝を口実にし、張さんを通報した。2021年4月18日午後8時過ぎ、張さんは自宅から増城区公安支局と西園派出所の10人以上の警官に連行され、増城区留置場に拘禁された。

 増城区公安支局は張さんの自宅で押収した法輪功の書籍と資料を証拠として、張さんに罪を被せた。

 張さんは5月17日、増城区検察庁に不当に逮捕状を発付され、7月6日に増城区検察庁に閉じ込められ、8月初め頃海珠区検察庁に移送された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/22/429862.html)
 
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