寧夏の馬智武さん控訴するも、懲役14年が確定
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年8月30日】(寧夏=明慧記者)寧夏回族自治区銀川市の法輪功学習者・馬智武さん(50)は、2020年6月、故郷の固原市涇源県で連行されて濡れ衣を着せられ、同年11月に懲役14年の実刑判決を宣告された。馬さんは不当な判決を不服として控訴したが、2021年8月初旬、寧夏回族自治区高等裁判所は、二審裁判を行わず、不当な判決を維持した。

  馬さんは元寧夏銀川鉄路安全監察室のドライバーであり、1998年5月に法輪功を学び始め「真・善・忍」の基準に従って良い人を目指し、2カ月内に無病で全身軽快な状態に達した。

 1999年7.20、中国共産党による法輪功への迫害が始まった後、馬さんは北京へ陳情に行ったとして労働教養3年を強いられた。労働教養所で、馬さんは悲惨な迫害に抗議したため、続けて懲役6年の実刑判決を言い渡された。また、2010年9月12日、馬さんは再度、懲役3年の実刑判決を言い渡された。

 2020年6月上旬、馬さんは仕事を探すために故郷の固原市に戻った。6月5日、寧夏公安庁の関係者と、固原市原州区の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の馮隊長、楊富春教官らが、固原市涇源県で馬さんを連行し、馬さんの乗用車を押収した(返還された)。6月25日、馬さんに対する不当な逮捕状が発付された。

 同年8月下旬、原州区公安局は案件の公文書を原州区検察庁に渡し、9月2日、原州区検察庁は公文書を寧夏固原市検察庁に手渡した。9月24日、馬さんは固原市高等裁判所に起訴された。

 11月19日と11月22日、馬さんに対する裁判が固原市高等裁判所で2回行われた。12月25日、固原市中級裁判所は馬さんに懲役14年、罰金3万元(約51万円)の実刑判決を宣告した。

 2021年1月3日、馬さんは控訴したが、8月初旬、寧夏回族自治区高等裁判所は、控訴を却下し、不当な判決を維持した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/27/430081.html)
 
関連文章