【明慧日本2021年8月31日】(四川省=明慧記者)成都市新都区の法輪功学習者・黎雲さん、劉国華さん、謝世英さん、周玉秀さん、張訓菊さん、および黄懐洲さん夫妻が、不当に連行され、拘禁されてからすでに3カ月以上が経過した。
2021年4月25日夜、成都市の新都区公安局と国家安全局の関係者らは、携帯電話による監視、尾行、密かに写真を撮るなどの方法で、黎雲さんを連行した。当日、黎雲さんは仕事から帰って借家の近くに着くと、新都区桂湖派出所の警察官6、7人に連行され、所持品を奪われた。
5月12日朝6時頃、新都区桂湖(元城西)派出所、新都(元城東)派出所、桂林派出所、斑竹園派出所、新都区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らが同時に出動し、特別警察車両を駆使して、劉国華さん、謝世英さん、張訓菊さん、黄懐洲さん夫妻、蘇青華さんと弟(学習者ではない)、周玉秀さん、劉森蓉さん、林小泉さんなど10数人を連行した。警官は扉を叩いたり、鍵を壊したりして、学習者を連行した後、家宅捜索を行った。
同日の朝6時頃、警官の一団が蘇青華さんの家のドアをこじ開け、蘇さんの母親を椅子に縛り付けて、蘇さんと弟を連行した。蘇さんの父親が半身不随で世話をする人が必要だったため、母親を自宅に残した。
その後、蘇青華さん、彭善根さん(70)、林小泉さん、劉森蓉さんの4人は帰宅した。
情報筋によると、新都区公安局の国保と斑竹園派出所は、劉国華さんの家族に「24万元(約407万円)を払わないと釈放しない」と言った。連行された当時、警官は劉国華さんの家を捜索したが何も見つからず、壊れたパソコンだけを押収したという。
現在、黎雲さん、劉国華さん、謝世英さん、周玉秀さん、張訓菊さん、および黄懐洲さん夫妻が依然として拘禁されており、すでに3カ月以上が経った。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)