各国の政治家「法輪功への迫害で、中共は大量虐殺の罪を犯している」
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 【明慧日本2021年9月1日】(明慧記者・英梓)元米国務省官員マイルズ・ユー博士は最近、英文大紀元コラムニスト、アンダース・コアー氏の取材に応じ、「中国では、中国共産党(以下、中共)が法輪功に対して大量虐殺の罪を犯しました。中共の法輪功への迫害の記録は、他の団体への迫害より明確で、組織的なものです」と述べた。

 マイルズ・ユー氏以外にも、多くの国の政治家たちが中共による法輪功への大量虐殺を非難した。

图1: 二零二一年七月十八日,纽约地区部份法轮功学员近千人在纽约的第三大华人社区——布鲁克林(又称布碌仑)第八大道游行,呼吁停止迫害法轮功。

ニューヨーク・ブルックリン第八番街で、迫害停止を呼びかける1000人パレードを行うニューヨークの学習者たち

 元米国務長官顧問「中共による法輪功への大量虐殺は堂々と行っている」

 マイルズ・ユー氏は、マイク・ポンペオ元米国務長官の中国政策顧問であり、現在はハドソン研究所の上級研究員である。ユー氏は、中国に関する多くの戦略的問題についてポンペオ氏に助言していた。

图2:美国务院前中国政策顾问余茂春表示,中共对法轮功学员犯下的群体灭绝罪证据,比其对维族人犯下的还多。(图片来源:Tal Atzmon/The Epoch Times)

マイルズ・ユー氏

 ユー氏は2021年8月9日、『大紀元時報』への電子メールで、「中共が法輪功に対して行った大量虐殺が、中共に対する国際人権運動の焦点になっていないことに驚きました」

 「大量虐殺の罪を判定する時に最も困難な法的障害は、加害者の『意図』 を証明することです」と書いている。同氏によると、中共が法輪功を迫害する意図を証明することは、ウイグル人の場合よりも簡単であるという。「なぜなら、中共はウイグル人の大量虐殺を全力で隠していますが、法輪功への弾圧はもっと、あからさまだったからです」

 カナダ上院議員「法輪功学習者は、中共による大量虐殺の主な犠牲者である」

 2021年2月24日、世界各国から40人以上の要人が参加し、117団体が共催する「中共による臓器強奪に関するフォーラム」が開催された。カナダのマリルー・マクフェドラン上院議員は、「中共の生体臓器狩りは大量虐殺の犯罪であり、法輪功学習者(以下、学習者)は被害を受けた主な団体となっています。国際社会はこれを制止するために行動を起こす必要があります」と述べた。

 2月22日、カナダの国会議員は各方面の政治的障壁を乗り越えて、266人の議員が全員一致で「中国では(中共による)ウイグル人に対する大量虐殺が行われている」と宣言した。マクフェドラン氏は、「法輪功を含めるべきで、中共による彼らへの迫害は、大量虐殺の認定条件を確実に満たしているからです」と述べた。

 マクフェドラン氏は最後に、「力、健康、安全は、生体臓器狩りに対する継続的な戦いの中で私たちと共にあります」と述べた。

 イギリス議員「中国では産業的規模の大量虐殺が行われている」

 2021年「7.20」期間、イギリス上院議員マッケンジー卿は、中共による法輪功への迫害を非難する書簡の中で、「衝撃的なのは、2021年に圧倒的な証拠から分かるように、国連安全保障理事会に座っている国の中で、大量虐殺ともいえる行為が産業的規模で行われていることです。このような大規模な暴行は、世界が『二度と起こしてはならない』と誓った前世紀半ば以来、起きたことがありません」

 「私は世界中の多くの人々とともに、これらの残虐行為を終わらせるため積極的に呼びかけることを光栄に思います」と述べている。

 日本議員「中共は大量虐殺を行っている」

 日本議員・櫻田義孝氏は、「中国の人権問題は非常に深刻です。アメリカ議会が決定したように、国際社会では『ジェノサイド』とみなされています。これは中共に対する世界の声です。日本が正義のためにもっと声を上げてくれることを願っています」と述べた。

 ポーランド議員「大量虐殺という極悪非道な犯罪は決して起こってはならない」

 ポーランドの国会議員ヴィオレッタ・ポロフスカ氏は、反迫害22周年記念イベントを開催した学習者に次のようなメッセージを送った。「中共による法輪功への残忍な迫害、特に今日起こってはならない生体臓器狩りという残酷な犯罪を強く非難します。これは人間性への否定です。このような凶悪な犯罪は理解できないし、決してあってはならないことです」

 大紀元コラムニストであるコアー氏は、マイルズ・ユー博士を取材した文章の中で、国際法『集団殺害罪の防止および処罰に関する条約』と米国法『18 USC §1091』を引用し、両法における大量虐殺の定義には、民族集団や信仰団体を消滅と定めてあり、例えば法輪功である。この消滅は、大量殺戮あるいは強制転向の場合もある。中国の学習者は両方の絶滅する手段を受けており、数百万人が組織的に拘束され、拷問されることによって、100万人以上の学習者が死亡した可能性があり、中には生体臓器狩りにより死亡した人もいた。2020年にロンドンで開催された「中国民衆法廷」では、中共の臓器狩り犯罪の大量証拠が発見された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/17/429694.html)
 
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