【明慧日本2021年9月5日】(明慧記者・何平)スウェーデンの法輪功学習者は8月の毎週金曜と土曜午後、ストックホルム・コンサートホール前で活動を行った。活動では、中国共産党による法輪功への迫害の実態を人々に伝え、迫害に抗議する署名活動を行った。
ストックホルムは科学者ノーベルの生まれ故郷であり、ストックホルム・コンサートホールは年に一度開催されるノーベル賞の授賞式会場となっている。ホール前の露天市場や周りの複数のショッピングモールは一年中、世界各国から観光客が訪れる。
活動ブースでは優雅で美しい法輪功の煉功音楽が流れていた。また、展示パネルに書かれた迫害の残酷さに多くの人が注目した。人々は積極的に法輪功学習者に話を聞き、多くの人は迫害に抗議して署名した。
もしすべての人が真実を知れば、世界は変わるだろうと言う人がいた。また、法輪功学習者がやっている事は最も尊いことであり、未来の人はきっとこのすべてを覚えているだろうと話す人もいた。
コンサートホール前で、法輪功の功法を実演する法輪功学習者 |
パネル資料を見たり、法輪功学習者に話を聞く通行人 |
事実を知り、迫害反対の署名用紙に署名する人々 |
スウェーデン人「これ以上沈黙するわけにはいきません」
8月14日、ソフィーさんは活動ブースの前を通りかかり、署名した。「これは真実だと思います。友人が教えてくれました。友人は医者です。5年前まで私は何も興味がありませんでしたが、友人からこの話を聞いて、信じられないほど驚きました。その後、たくさんの情報を調べ、いま私は目覚めました」と話した。またソフィーさんは、臓器狩りの事実を暴く活動について、「もし社会のすべての人が真実を知れば、世界は変わるでしょう」と話した。
ある中年のスウェーデン人夫婦が通りかかった。夫は「私は中国でビジネスをしています。中国の状況も知っていますが、これまでは沈黙を保ってきました。しかし、臓器狩りについてはこれ以上沈黙するわけにはいきません」と話した。そして夫婦ともに署名をして、迫害に抗議した。
観光客「帰ったら地元の気功教室を探します」
ラトビアから来た3人の若者「早く迫害を制止するよう願います」 |
8月21日の午後、歩行者天国から3人の若者がやってきた。その中の女性は、法輪功の活動を見て、ただちに署名をした。そして友人にも署名を勧めた。彼女はラトビアから来たが、家族に法輪功を学んでいる人がおり、「この功法はとても素晴らしいので、最後まで法輪功を応援します」と話した。また、この署名を通じて、スウェーデン政府が重視し、早く迫害を制止するよう願った。
ドイツから来た観光客のサビ―ンさんは迫害の実態を聞き、涙を流した。そこで、迫害を受けている学習者に寄付をしたいと希望したが、法輪功はお金を受け取らないと学習者は説明した。しばらくして、サビ―ンさんは一緒に旅行に来た妹を連れて来て、署名をした。姉妹は気功に大変興味を持ち、ドイツ語のチラシを受け取り、「帰ったら地元の気功教室を探して、早く法輪功を学んでみたいです」と話した。
スウェーデン人年配者「将来の人はあなた達のことを覚えているでしょう」
ある金曜の午後、すでに真実を知ったスウェーデン人の定年退職者が興奮して、法輪功学習者に「あなた達は普通の人ではありません。何年経ってもこのように見返りを求めず、中国で起きている人権侵害を人々に伝えることは、誰でもできる事ではありません」と話した。
彼は永遠に法輪功を支持し、法輪功学習者を敬服していると強調した。また、彼は最後に「将来の人はきっとあなた達のことを覚えているでしょう。どうか最後まで続けて頑張ってください」と応援した。