イギリス法輪大法修煉体験交流会開催される
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 【明慧日本2021年9月7日】「2021年イギリス法輪大法修煉体験交流会」が8月29日、ロンドンで開催された。イギリス各地からの中国人と西洋人の法輪功学習者(以下、学習者)が一堂に集まり、二十数人の学習者が法を学び着実に修煉し、衆生を救い済度する体験を共有し、とても感動的であった。

'图1:二零二一年英国法轮大法修炼心得交流会会场'

2021年イギリス法輪大法修煉体験交流会の会場

'图2~4:中西方法轮功学员在二零二一年英国法会上发言'

法会で発表する学習者たち

 高校生が学校で真相を伝える

 幼い頃から母親と一緒に修煉していた18歳の子旋さんは、高校生の時に学校で真相を伝えた体験を交流した。

 子旋さんはまず、中国で法輪大法を修煉していることで、中国共産党(以下、中共)から受けた家族の迫害の体験を先生に話した。先生は感動し、迫害を受けた事実をクラスで話してほしいと頼んだ。子旋さんは詳細なプレゼンを用意し、話の要点を印刷して、中共が長年にわたってどのように法輪功を中傷し、学習者を迫害してきたかをみんなに伝えた。話を聞いた同級生たちにとっては、まるで小説が現実になったような感覚だったという。

 続いて、彼女は1年間の自主企画で、真相を伝えるドキュメンタリーを作ることにした。それは、迫害されている学習者の子供たちに与える影響について語るものであった。子旋さんは次のように述べた。「彼らは直接刑務所に連行され、警官らに拷問されることはなかったかもしれませんが、これらの幼い子ども達が、いったん親や家族の庇護を失えば、残酷な社会の暴風雨にどのように立ち向かうのでしょうか」

 「学校の先生や同級生に軽蔑され、いじめられたり、親戚や友人から理解されずに避けられたりして、収入源がなく、他人の家に身を寄せ孤立した生活を送っている彼らが、中国でどうやって生きていくのでしょうか。たとえ中国を脱出しても、幼い頃の悪夢は癒えない傷のように永遠に忘れられません」

 映画では、彼女自身の体験と、他の3人の子ども弟子の体験を紹介した。彼女は独学でビデオ編集ソフトを使ってドキュメンタリー映画を制作した。先生は感動して何度も繰り返して見て、彼女に最高の評価を与えた。

 チャイナタウンで真相を伝えるベトナム人の若い学習者

 ドゥオングエンさんはベトナム人学習者である。2016年から修煉を始めたが、2017年からはずっと迫害の実態を伝えている。

 彼は、中国の学習者が警官に殴られても彼らを憎まず、彼らを救いたいという記事を読んだことがきっかけで、法輪功を学んだという。「その学習者の勇気と忍耐力に感心しました。私は自分に『法輪功を学びたい』と言いました」と話した。

 彼は半年間かけて、明慧ネットに掲載されている新経文や記事を読んだ。1日に少なくとも10本以上の記事を読み、速やかに向上した。そして、彼は外に出て真相を伝えようと決心した。彼は心の中で師父に「私は何も考えず、何も欲しくなく、自分の圓満さえ考える必要もないのですが、ただ、自分の衆生を救いたいのです。師父のご加持をよろしくお願いします!」とお願いした。

 その夜、彼はベッドで大泣きし、とても悲しかった。 彼は「自分のすべての衆生が見えたような気がして、彼らも私と一緒に泣いているのです。彼らは私の心の痛みを感じ取っていました。確かにその時は、言葉で表現できない大変辛い時期でした!」と語った。

 彼はずっとチャイナタウンで真相を伝えていた。「ある日、第五式の功法を煉っているところに、誰かが爆竹を投げつけてきました。そのとき、私は何の反応も示しませんでした。たとえ雷が鳴っても、相変わらず第五式の功法を煉り続ける同修の話を聞いたことがあります。そのため、何があっても目を閉じたまま坐禅を続けていました。後で、その人は戻ってきて、私に詫びを言い、大法を学びたいと言ってくれました」

 西洋人学習者の悟り

 西洋人のエレナさんは、2013年に自分の性格を改善する方法をネットで検索した時、法輪大法に出会い、しばらくの研究を経て「大法弟子になることを決意した」という。

 彼女は、「修煉を始めた当初から、師父との強いつながりを感じ、師父が助けて下さったり、サポートをして下さいました」と語った。

 彼女は、「慈悲」の内包を理解するようになった経緯を語った。「私は修煉の過程の中で、長い間、慈悲の意味を理解するのに苦労しました。それは自分に欠けている資質であり、愛や思いやりと区別するのは難しいと感じていました。 慈悲の表面的な意味を理解できても、他人と接する中に活かすことができません。私はこの点において行き詰まり、それ以上進むことができませんでした。慈悲深い師父に、(この意味を)理解するための助けを求めました」

 「数日あるいは数週間後、奇跡が起きました。家事をやっている最中の私は、突然、とても明るい金白色の光の閃きを感じ、私の体と心の細胞のすべてが、世界中の大小すべての生物の苦しみを理解できると感じました。私はその場で固まってしまい、巨大で言葉にできない衝撃を受けました。どれくらい固まったか分かりませんが、まるで時間が止まったような感覚でした。他人の苦痛によって心が痛み、ある種の無条件の愛が私の全身を満たしました。 私は涙を流し、どうすれば良いか分からなくなり、驚きました。私はとても小さい存在で、謙虚な気持ちになりました」

 ケーキ屋は真相を伝える場所となった

 2020年の初め、疫病が発生して以来、ケーキ屋さんで一緒に働いている同僚達が次から次へと休みを取り、梁さん一人だけが勤務するようになった。梁さんはこの機会を利用して、中国人や西洋人のお客さんに法輪功の資料を配布し、脱退を勧める時もあった。オーナーを助けると同時に、商売を維持でき、迫害の実態を伝えることもできた。その後、オーナーの信頼を得て、彼女はマネージャーに昇進した。

 5人の女性が働く職場で、梁さんは自分を低くし、謙虚になり、人に優しくし、様々な心性の試練の中で自分を修め、法を実証した。

 法会では、神韻公演期間中で協力し合うメディアの仕事などに関する交流内容もあった。参加者は、同修の交流に感動して涙することもしばしばあり、多くの収穫を得たと感じたという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/30/430215.html)
 
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