パリ市民「迫害を前にして、沈黙は恥である」
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年9月12日】(明慧パリ記者・周文英)法輪功学習者(以下、学習者)は、2021年9月4日と5日の午後、フランスのパリ中心部にあるサンミッシェル広場とコレット広場で真相デーを催し、迫害停止を呼びかける署名活動を行った。

 9月に入り、パリの街は多くの人で賑わっていた。活動期間中、真相ブースには多くの歩行者が集まった。初めて法輪功のことを知った人もいれば、法輪功の真実および中国共産党(以下、中共)の邪悪な本質をすでに知っている人もいた。特に、中共ウイルスがもたらした取り返しのつかない被害を1年以上も経験した後、人々は「中共」という言葉を聞くだけで嫌悪感を抱き、中共が20年以上も中国で学習者を迫害し、臓器摘出などを行っていると知ると、相次いで迫害との戦いを支援するために署名用紙にサインした。

 中共が20年以上にわたって無実の人々を残酷に迫害しているのに、それを止めず、あるいは沈黙を保つことを「人権の始祖」とも言えるフランスや欧米諸国は恥じるべきだと言う人もいた。

'图1:二零二一年九月五日,巴黎法轮功学员在市中心柯莱特广场举办了真相日活动,图为法轮功学员在展示第二套<span class='voca' kid='86'><span class='voca' kid='86'>功法</span></span>。'

法輪功の功法2式目を実演している学習者

'图2~3:巴黎民众在征签表上签字,支持法轮功反迫害。'

署名を行っているパリ市民

'图4:巴黎民众在柯莱特广场观看展板,了解法轮功真相。'

パリ市民がコレット広場で真相展示ボードを見ている様子

 ミシェル・リソンさん(68歳)はかつて、ボランティアとして赤十字社の情報通信部門の責任者を務めていた。9月4日、サンミッシェル広場で法輪功と出会ったリソンさんは、学習者が「真・善・忍」を実践しているがために迫害され、臓器狩りまでされていることを知り、怒りを込めてこう述べた。「これは犯罪です。ナチスが強制収容所で行ったことと何ら変わりはありません。私たちは世界規模で緊急かつ強烈に反対すべきであり、公的に非難し止めなければなりません」

 さらに、彼はこう続けた。「中共は絶対に邪悪であり、詐欺師であり、他の不誠実な人々と同じです。それが中国社会を牛耳て、世界をも操っています。悪いことをしているのに、国民の味方のふりをしていますが、その背後からそれを見るとき、全くの逆になります」

 「中共は中国で、かなり長い間このような犯罪を行ってきました。私が見るには、長すぎます。ですから、もっと速いスピードで迫害を止めなければなりません。いくら何でも(22年は)長すぎます。迫害が終わらなければ、もっと多くの人が死に、もっと多くの人が拷問されることになります。迫害が続くことを許すべきではありません。戦い、反対することが私たちの責任です」

 国家公務員クリソンさんはその日、サンミシェル広場で再び法輪功に会った。彼はこのように語った。「1990年代後半に始まった法輪功への迫害が、なぜ今日まで続くことができるのか、理解できません。これが沈黙の法則で恐ろしいものです。これは恥辱です。それらの欧米大国の恥辱です。(迫害を)知っているのに、阻止する強硬姿勢を示しませんでした。(中共の暴政による)殺人が未だに続いていることは考えられません。迫害の横行が今なお許されていることは恥辱です」。帰る前に、彼は学習者に「迫害との戦いを続けてください!」と伝えた。

 オランダ人作家マリアンヌ・スロブさんは、執筆のために3カ月間パリに滞在している。9月5日にコレット広場で散歩していた彼女は署名した後、こう述べた。「中共は全体主義的な統治をしているため、迫害は恐ろしいものです。思想の自由、文化の自由はどんな時でも大切です。中共の怒りを買ってでも、迫害の恐ろしさを暴露し、人々に知らせるための声を上げるべきです」

 また、9月5日にコレット広場を通りかかったパリ人のダニエルさん(画家)は署名を行った後、こう語った。「中国では十分な自由が得られません。応援しています! あなたたちとともに立ち向かいます!」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/9/7/430552.html)
 
関連文章