【明慧日本2021年9月17日】(河北省=明慧記者)河北省唐山市の法輪功学習者・張万信さんは、唐山市の灤南県(らんなんけん)裁判所に懲役1年6カ月、執行猶予2年、罰金1千元(約1.7万円)の判決を不当に言い渡されたことが9月3日にわかった。
張さん(85歳男性)は唐山市の古冶区南範各庄鎮張庄戸村に在住。張さんは法輪功を修煉し、「真・善・忍」の教えに従ってより良い人を目指したが、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害のなかで数回連行された。
2019年4月29日午前中、灤南県の市場で、張さんは人々に法輪功迫害の真実を伝えた時、真実を知らない人に通報され、灤南県公安局に連行された。警官は張さんを拘留しようとした。中共の治安管理処罰規定によると、70歳以上の人は行政拘留できないため、張さんは当時83歳で、当日午後7時すぎ、家族に迎えられて帰宅した。
2019年8月19日午前10時ごろ、張さんは灤南県胡各庄の市場で真相を伝えた時、胡各庄派出所に連行され、当日午後3時灤南県公安局に連行された。警官は絶えず脅かし、尋問し、記録した。家族と親友は門の外で心配そうに待っていた。午後8時過ぎ、警官はいわゆる「保釈」の手続きを完了してから、張さんを解放した。
それから、張さんは灤南県胡各庄派出所、公安局、検察庁、裁判所からの嫌がらせを絶えず受けていた。張さん家族は大きな圧力とダメージを受けた。
8月20日、灤南県裁判所、検察庁、胡各庄派出所などの十数人が南範各庄鎮張庄戸村に来て、村委員会を勝手に法廷として手配し、張さんの家族がいない状況下で、張さんに対しての裁判を行った。彼らは張さんに署名をするよう脅した。
9月3日、張さんは唐山市の灤南県裁判所に懲役1年6カ月、執行猶予2年、罰金1千元を宣告されたことがわかった。