文/中国山東省の大法弟子
【明慧日本2019年9月25日】私はいつも明慧ラジオで『師父の恩を思い出す』を聴いていました。聴くたびに、まるでその場面にいたかのように感動し、よく涙が流れました。私は、師父の説法講習会に参加したことはありませんが、私の身に現れた大法の奇跡は、直接参加した人よりそんなには少なくないと思います。そこで私自身と、煉功グループの同修の物語を書き出して、師父のご恩に感謝すると共に、師父の慈悲と偉大さを証明したいと思います。
私は1998年、旧暦の11月22日に法輪大法に出会いました。日曜日だったその日の朝9時頃、ある女性が私の家に来て、法輪功を紹介しました。私が、「この功法は、本当にいいかどうかは分かりませんが、私も学んでみたいです」と言うと、その女性は私を連れて、法輪功の本を求めにある家に行きました。偶然にもそれは、私の高校の同級生の家でした。同級生は1冊の『轉法輪』を渡してくれて、私はそれを持って家に帰りました。
家に帰って本を読み始めました。読めば読むほど好きになり、翌日仕事が終わった後、すぐに続けて読みました。なぜかその日から下痢し始め、何日も続きましたが、違和感はなく、通常通り仕事をしました。
本を読んでから3日目の夜、就寝しようとしていた時、突然私の真正面に、足を組む大きな佛が現れました。どういうことか、当時の私には分かりませんでしたが、それは「師父の法身」だと後で分かりました。
4日目、私が第4講の「灌頂」を読んでいた時、突然「彼女に注ぎましょう」という声が聞こえました。すると、大きな手が私の頭のてっぺんに向かっているようであり、頭からつま先まで熱い流れを感じました。
私は7日間かけて『轉法輪』を読み終えると、その日に下痢が止まりました。さらに信じられないことに、今まで患っていた数々の病気が消えました! 頭痛、咽頭炎、神経根炎重度の胃炎、腰椎の先天性靭帯断裂、膝関節炎、そして不治の手首の嚢胞など、十数以上もあった深刻な病気が治ったのです。「髪の毛先を除いて、全身に痛みがある」とよく言っていた私は、奇跡的に健康を取り戻しました。師父に対する感謝の気持ちは言葉で表し切れません! 「やっと師父を見つけました! 必ず大法を学び続けます! 私は世界一幸運です!」と心の中で叫びました。
病院の「常連客」であった私は、薬を買うために全収入を出し尽くしても足りませんでした。私は自分人生の中で幸せだと感じたたことがありません。それは私にとって苦しみしかありませんでした。何度も生きる勇気がなくなり、人生に絶望感を抱いていたのでした。
『轉法輪』に出会ったことで、私はここまで健康になったのです。自分の体験でなければ信じ難いのではありませんか? 師父の慈悲と大法の素晴らしさは、大法の修煉者なら誰もが感じることが出来、分かることが出来ます。
また大法は、私の若い頃の謎を解いてくださったのです。それは15歳の夏、姉たちは水を浴びると言って、私をダムに連れて行きました。水に入ると、いきなり深い所に流されてしまいました。泳げない私は「早く上らないといけない」と意識しました。すると、大きな手が私の両足を持ち上げて、私を上へと押しているように感じました。頭が水面に出るまで押し出され、岸に這い上がったのです。不思議に思いながら、私はすぐに家に帰りました。
その出来事は、謎のまま50年以上経っていましたが、大法を修煉してからやっと解けたのでした。師父がその時から、私を守ってくださっていたのだと分かりました。師父のご加護の下で、私は今日まで順調に歩んできました。師父、ありがとうございます!
修煉の中で、私の身に現れた奇跡はたくさんありました。病院の「常連客」だった私は、修煉を始めてからの23年間、薬を飲んだことも注射をしたこともありません。ある日曜日、私は高熱が出たと思われたので、夫が体温計で測りました。なんと40度にも達していました。夫はすぐに、私を病院に連れて行こうとしました。しかし、私は「これは病気ではない。師父が業を消去してくださっているのだ」と思って拒否しましたが、夫はとても心配していました。私は夫に、「30分待ってね。熱が下がらなかったら病院に行きますね」と言いました。私は布団を頭から被ると心の中で、「師父、弟子の体温を下げてくださるように、お願いします!」と言いました。信じられないことですが言った瞬間、体が涼しく感じたのです。私は夫に「熱が下がりましたよ、測ってみて」と大声で言いました。再び測ってみると本当に正常に戻っており、夫も不思議に思っていました。翌日の月曜日は、私は何事もなかったように通常通り出勤しました。それ以降、夫が私を病院に連れて行こうとしたことはありません。
またある日のこと、お腹が張って2日間も飲み食いできませんでした。しかし日曜日だったので、夫が「観光地に行こう」と言ったので、それに応じることにしました。私は人を救う内容が書かれたシールを持って、夫と一緒に出かけました。車に乗る時も、張ったお腹を手で押さえていましたが、観光地に到着しあちこちにシールを貼っているうちに、いつの間にか、お腹が張った症状が消えていたのです。夜家に帰ってからは夕食が美味しく食べられ、翌日には元気に仕事に行きました。
ある時、土曜日から足が痛くなって、立つことすらできなくなりました。日曜日の夜、座禅しようとしましたが、痛みで足を組むことが出来ませんでした。それでも私は諦めず、歯を食いしばって両手で足を持ち上げて組みました。1時間も座席ができたのですが、終わった時は汗で服が濡れていましたが、翌日になると全身が軽くなっており、普段通りに出勤しました。師父は、私のために業を消去してくださるのはいつも週末なのです。そのため一度も仕事に影響したことはありませんでした。師父の慈悲なる按排に心から感謝しております!
大法の奇跡は、法輪功学習者の中で数え切れないほどあります。
次は、当時私と同じ煉功グループの同修の物語です。彼らの体験を通して、大法の素晴らしさを伝えたいと思います。
同修のAさんは、若い頃からある奇怪な病気を患っていました。毎年春になると、全身痛くて死にたいほどでした。そうなる度に、Aさんは地元で有名な「巫術者」に診てもらっていましたが、少しか緩和できませんでした。しかし、Aさんは大法を修煉してから6カ月で完全に治ったのです。それ以降一度も再発したことはありません。Aさんは、今も精進しており修煉の道を歩んでいます。
若い男性のBさんは、顔に先天の母斑があり、顔の半分ぐらいの大きさで紫がかった濃い赤色でとても怖く見えました。そのため、30歳過ぎても彼女が出来ませんでしたが、大法を学んでしばらくして、Bさんの顔の母斑が消えたのです。彼を知っている人は誰もが驚き、どこの病院で治したのか尋ねました。Bさんは、「僕は法輪大法を修煉してから良くなりました」と話しました。奇跡を目にした人々は皆、「法輪功はとても素晴らしい!」と感動し、その中の多くの人は、大法を学ぶようになりました。
同修Cさんは、大法を学び始めたのは60歳を過ぎており、字が読めないため、奥さんのように本を読んで学法することが出来ませんでした。Cさんが師父の説法録音を聴きたくても、昔患った難聴のため聴くこともできずとても困っていました。Cさんが「聞こえたらいいな」と思っただけで、その後本当に聞こえるようになったのです! 現在80歳を過ぎたCさんですがはっきりと聞こえるのです。かすんでいた目も、はっきりと見えるようになりました。Cさんのことは生きた媒体となって、多くの人が大法を信じ、修煉に入ったのです。
30代のDさんは、子供の頃から先天性気管支喘息を患っていました。そのため畑の仕事が全く出来ませんでした。毎日薬に頼る彼女は、村人に「廃人」と言われていましたが、大法の修煉を始めてからは、毎朝起きて私たちと一緒に煉功をするようになったのです。Dさんは薬を飲まず直ぐに健康になったのです。
また当時80歳近いEさんは、学校に通ったことがないため字が読めませんでした。しかし、修煉してから、自分で大法の書籍を読むことが出来るようになったのです。私も不思議に思い、本人に聞いたことがありました。Eさんは「師父が教えてくださったのよ! 私は他の同修が学法するのを見て、とても焦りました。字が読めれば、自分も学法ができるのにと思いました。朝起きると、家の戸に紙が挟まれていたので開いて見ると、文字が書かれていました。不思議なことに、上の文字が読めたのでした。それはしばらくの間、毎日続きました。そして同時に、Eさんの家は学法の拠点だったので、毎晩同修たちが本を読む時、Eさんは真剣に本を見ながら学びました。こうして一冬の間で、自分で『轉法輪』が読めるようになったのです。そのため当時、Eさんの家に行って『轉法輪』を読ませて確かめる人も多くいました。Eさんのことを通して、修煉を始めた人も大勢いたのでした。
もう1人、80歳過ぎた同修のFさんがいます。一緒に煉功を始めた時は真っ白な髪で、皆「素敵な銀髪ですね」と言っていました。しかし、煉功してから10日余り経ったころ、根元から黒い髪が生えているのが見つかりました。1カ月過ぎたころにはさらに多くなり、Fさんはかなり若く見えるようになっていました。座禅も1時間以上出来るようになっていたのです。今ではFさんは90歳過ぎても、子どもたちの世話を受けることもなく、1人暮らしをしておりとても元気なのです。
当時、私たちの煉功拠点には多い時は50人以上もいました。一人一人それぞれ奇跡的な修煉の物語があります。
23年が経ちましたが、修煉を始めたころの日々を思い出すと、とても幸せで忘れることができないことばかりです。師父は、「師徒は情を講ぜず 佛恩は天地を化す」[1]と仰っています。弟子の私はこの貴重な記憶を心の中に刻んで、自分を励まし、これからの道がどんなに遠くても歩み続け、三つのことをしっかり行い、誓いを果たして、師父について本当の故郷に帰ります!
師父、ありがとうございます!
注:
[1] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「師徒の恩」