陝西省の杜淑慧さん 7年迫害され年金も停止
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 【明慧日本2021年10月23日】杜淑慧さん(女性)は中学卒業後、30年間働き続けて、気管支喘息、気管支炎、胆石、胆嚢炎、胆管結石、慢性腎炎、胃炎、五十肩、頚椎神経炎、神経衰弱、偏頭痛、耳鳴り、痔、便秘など10種類以上の病気に悩まされていた。前胸部から背中まで冷たい穴があいているように感じ、一日中穴から冷たい空気が流れているようで、一年中汗をかかず、全身が冷たくなっていた。しかし、杜さんは依然として仕事をし、リーダーから与えられた仕事をこなし、タスクも質・量ともに保証し、経理担当者としてミスや間違いを一回も起こしたことがなかった。

 1996年、杜さんは健康保持と病気治療のために法輪功を学び始めた。わずか数カ月間で、身体のすべての病気が消え、40年以上患っていた気管支炎も完全に治った。生まれ変わったかのように、杜さんは法輪大法の素晴らしさを実感した。

 法輪大法は心と体の健康に効果の高い気功で、真・善・忍の理念を目指して心を高めることを重視する。杜さんはいつも善良で、他人の利益を優先にして、名利心に淡泊になり、罵られてもやり返さないでいる。

 計11年間の冤罪を受け、惨い迫害をされていた

 1999年7月20日、江沢民が中国共産党党首として法輪功への弾圧を開始し、テレビ、ラジオ、新聞などのマスコミを利用して法輪功を誹謗中傷した。法輪功を学んでいたとして、杜さんは何度も家宅捜索、拘禁、労働教養、判決、拷問をされ、計11年間の冤罪を受けた。2013年9月26日午後11時、杜さん兄弟2人は家にいたとき、押し入ってきた勉県の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らに家宅捜索をされた後、連行され、その後それぞれ7年6カ月、8年の実刑判決を言い渡された。2020年末、杜さんは冤罪を終えて帰宅した。しかし、現地の国保は依然として嫌がらせを止めず、2021年4月と6月、2回にわたって杜さんの家を訪れ、法輪功を放棄するサインを強要した。

 2年の労働教養、8年の実刑判決を下された杜さんは様々な拷問を受けた。鉄の椅子に座らされ、平手打ちされて歯が全部抜け落ち、上下の顎がずれ、頭を掴まれて鉄のベッドや壁にぶつけられたため、てんかんの症状が常に起きるようになった。長い間立たされ、連続17日間トイレに行くことを禁止されたので大小便はズボンを履いたままするしかなかった。杜さんはある年の初夏から初秋まで、毎日午前7時から翌日の午前3時まで、ずっと小さい椅子に座るよう強要され、連続5、6カ月続いた。昼は辛い体力の仕事をさせられ、夜は廊下で翌日の朝3時まで立たされた。冬は、寒くて全身が震えた。

中共酷刑示意图:殴打

拷問のイメージ図:殴打される

 そのほか、刑務所のルールを暗誦できないと暗いライトの下でルールを50篇書き写さなければならなかった。連続10日間書き写しを強要された杜さんは目が疲れて物が見えなくなった。罵られ、殴られ、法輪功を誹謗中傷するビデオを見るよう強要された。法輪功学習者は収監されて、すぐに転向を強要され、受刑者らに様々な手段で法輪功を放棄するように迫害された。転向を成功させると刑務官は高額の奨励金がもらえる。刑務所では、常に悲惨な悲鳴が聞こえた。

 出所した後、杜さんの視力は0・1以下になり、目の前の人の顔が見えず、男女の分別さえできなくなり、地面の凹凸なども見えない状態になった。

 杜さんは再度年金を停止された。これが江沢民により実施された、「肉体を消滅させ、名誉を失墜させ、財力を奪え」という政策である。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/10/14/432518.html)
 
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