迫害により立つことも座ることもできない王洪書さんが尋問される
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 【明慧日本2021年10月23日」遼寧省瀋陽市于洪区の法輪功学習者・王洪書さん(63歳男性)は、迫害されて手術で腰に入れ込んだ金属製プレートが壊れ。現在、王さんは立つことも座ることもできない状態であるが、取り調べなどの迫害を受けている。

 2021年8月24日午後4時ごろ、瀋陽市于洪区南陽湖派出所の警官・楊朋は、王さんの娘に電話をかけ、25日に市公安局に行って陳述をするようにと言った。

 そして、8月25日午後2時、王さんは婿と妻に支えられ、警官・楊と一緒に車で鉄西区公安局に行った。途中で楊は、王さんのビデオを1分間ほど撮った。公安局档案事件センターに到着すると、王さんはまず入口で顔認証を受け、さらに身体検査で腰部を検査された。以前、迫害で腰を骨折し、治療のために金属製プレートを入れていたからである。

 検査後、妻と婿に支えられて王さんは3号の部屋に入った。椅子に座れなかった王さんは半分横たわった姿勢で20分ほどの尋問を受けた。

 この前の8月9日、楊は王さんの娘に電話で「明日、1年間の保釈の記録を取るため、お父さんを派出所へ連れて来るように」と言った。翌日、王さんの妻と婿は王さんに付き添って、派出所に行った。

 1999年7.20以来、王さんは法輪功を学び続けているため、迫害を加えられた。2001年、王さんは地元公安局の警官に連行されたときに、殴打されて腰を骨折し、その治療で金属製プレートを入れた。その後、労働教養処分を受けた王さんは、警官に殴打され、入れた金属製プレートが壊れてしまい、下半身不随になった。自立生活ができなくなった王さんは治療のために、仮釈放された。2008年1月17日朝6時前、王さんは姉の家に行く途中で警官に止められた。その時に、警官に猛打されて前歯が折れた。その後、拘留され暴力を受け続けた王さんは、腰に入れたプレートがずれ、胸部が痛み、喉が腫れ、食事ができなくなり、2回意識不明になった。生命の危険があり、病院で検査した後、帰宅した。

 2020年8月22日午前9時過ぎ、法輪功の真実が書かれた紙幣を使った王さんは、当局が法輪功への誹謗中傷の宣伝を信じた人に通報された。于洪区派出所に連行された王さんは、尋問を受けたときに、突然、腰が痛み出して立てなくなり、下半身不随になった。瀋陽市の病院に連れて行かれ、検査をした結果、腰に入れたプレートが壊れていた。警官は4回も王さんを拘留所、留置場に送ったが、全て断られた。

 そして、8月27日0時15分、保釈金5000元を支払わされて「保釈」された王さんは、家族に背負われて派出所を出たという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/10/16/432581.html)
 
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